中を覗くと、帰ってくる途中で買ったであろう思われる
ビニール袋がテーブルの上に有りました。
嫁は、中にあるビール類を冷蔵庫にしまいました。
そして、テーブルに曽我氏のビールと嫁が飲む酎ハイらしき飲み物が
置かれました。 嫁の動きもソワソワしている様に見えました。
玄関側に有る小窓のカーテンは開いていました。 嫁は、その開いたカーテンを
閉めて、曽我氏の方に戻って来る時でした。 曽我氏が立ち上がり嫁に近寄りました。
そのま、嫁が抵抗もする間もなく、嫁を下にした形でソファーに倒れ込みました。
ほんの数分前まで「いまならまだ…」と自分とも格闘していた事など関係ない状態でした。
嫁の胸に顔を埋めて服を脱がそうとする曽我氏の姿が目に焼き付きました。
そのまま、事が始まってしまうと思う程でした。 確かに服は胸まで捲り上げられ
嫁の胸も露わになっていました。 胸を揉まれ曽我氏に吸われていたと思います。
しかし、2人の間でどんな言葉が交わされたのか分かりませんが、一旦二人は離れました
嫁が、何か拒んだのか?そう思いました。 結果、そうではありませんでした。
リビングから出て行った嫁。、曽我氏に風呂を勧めたようです。
自分の妄想とは違うリアルな展開に興奮していました。 それどころか、悩んだあげく
私の暴走心でソファーの下に隠すように置いたつもりのデイルドがソファー下から出ていました。
置いた場所が、ソファーの端に置いた為、嫁が先、押し倒された時にソファーも動いてしまった結果
箱が半分、見えてしまってました。 そんな心配をする間はありませんでした。
嫁がリビングから出て行くと、ソファーに座り直した曽我氏でした。
自分で、仕掛けておきながら気付かないでくれと勝手な願いをしていました。
当然そんな身勝手な願いなど叶う訳はありませんでした。 曽我氏が、ソファーから立ち上がり
曽我氏は自分の服を掛けている所まで行くと、ポケットから煙草を取り出しました。
そして、振り向き戻って来る時に発見しました。 発見というよりも目に付いてもおかしくない
状態でしたから。一旦、手に取り直ぐにソファーの下に曽我氏自ら見えない様に置き直しました。
すると、嫁の様子を伺うためにリビングから廊下の方を覗き込み戻って来たかと思うと、改めて
箱を取り出し、眺めていました。 何を考え眺めていたのかは私には想像でしか考える事はできません。
慌てたように持っていた箱をソファーの下にしまいました。 嫁が、リビングに戻ってきました。
曽我氏を案内する様にリビングから二人が出ていきました。
曽我氏に見つかってしまったが、物をどこかにしまうには嫁に正直に伝えてデイルドを片付けてもらうしか
無いと思いました。曽我氏からすると有ったはずの物が無くなっている事も不自然かも知れませんが
そうするしか無いと思い嫁にメールをしました。
「起きてたら連絡してね。」
しかし、肝心な嫁は曽我氏とリビングから出て行ったまま戻ってきませんでした。
もしかして、いあやな予感がしました。 じれったく感じていると嫁がリビングに戻ってきました。
その姿は、スカートは乱れていて履いていましたが、上半身の身に着けている物は有りませんでした。
手で抱える様に持っていました。 想像はつきました。 それより嫁に伝えなければいけない事が…
確かに、嫁の姿を見る前まではありましたが、戻ってきた嫁の姿を見た私は、一瞬にして欲望に変わっていました。
それでも、私が先に送ったメールに気付けば考え(状況)も変わっていたかも知れませんが、携帯を手にする事
すらありませんでした。一方、私も嫁の普段見ない乱れた姿に見入ってました。
ただ、上半身だけが裸の嫁の姿に興奮していました。
曽我氏が、風呂から出て来ました。腰にバスタオルを巻いただけの恰好でした。
入れ替わるように嫁が風呂に向かいました。 嫁が風呂に入ったのを確認した曽我氏は、
改めて、箱を取り出し眺めました。ケースからデイルドを取り出し匂いを嗅ぐ仕草も私は見てしまいました。
私は、嫁が風呂に入っている今、風呂場の方に回り話掛けようと試みました。
音を立てない様ゆっくりと風呂場のある前まで来ました。
「おい。聞こえるか」
すると嫁が、風呂場の窓を開け顔を出してくれました。 なんだか、ホット した瞬間でした。
そこから話を続けようとすると慌てたように窓を閉められました。
「あっ!」という嫁の声が聞こえました。 続いて
「曽我さん」という声でした。
「
※元投稿はこちら >>