電話を切った後、すっかり目が覚めてしまった私。
色々な事を考えました。 今、嫁から聞いたこと。
既に日にちは変わり気付けば実行当日になっていた。
何とかして一旦は家に帰るようにしよう。
それと、嫁は嘘はついていないと信用したいが、本当のところ
どこまでが事実なのか?そんな事を考えると、自分の目で確かめたい。
そう考えるようになりました。どうやって確認すればいいのか?
新たな計画を思い付きました。 曽我氏を自宅に招かせる。
そうすれば、部屋のどこかに隠れて、嫁と曽我氏の行為を確認できる。
しかし、時間的な問題がある。 帰宅するにしても仕事が終わり移動すると
なると、どんなに急いでも夜の11時になる。もしかすると、もっと遅くなる
かもしれない。 最悪、遅くなっても家の鍵は私も持っているので、
ばれないように家の中に入ることは出来ます。 中に入ったとしてもどこの
部屋に二人が居るのか?その時にならないと分からない。
色々なことを考えました。 その前に、どうやって曽我氏を家に招き入れる
ように持っていかせるか? 答えを出せないまま朝になりました。
寝不足のまま、転勤先に初出社となりました。
色々な部署に挨拶を済ませ、支社内の説明を終了。 午後からは、私がこれから
生活する会社提供の住宅の鍵を受け取ることになりました。
そこで、転機がおと連れました。 人事部の担当者と、社宅マンションに行く
ことになりました。場所も分からなかった事も有りますが、社宅マンション内の
説明や部屋の確認も含めてとの事でした。 更に助かったのが、私の職務は
営業職でしたから、会社から専用の社用車を渡してもらえました。 また、その日から
私の上司となる部長から、「荷物もあるだろうから、社用車でそのまま移動して、
今日は、そのまま部屋の片付けや整理をしてもいいよ」と言ってもらえました。
部長の心遣いに感謝しました。 社宅マンションと聞いていたので、会社の社員が共同で
生活しているマンション(アパート)社宅だと思っていましたが、違っていました。
マンションの1室を会社が契約して借りている形式でした。そのため、1つはマンションで
もう一つは、建物は古く平屋の一軒家でした。 場所も少し街中から離れていましたが
庭も有りました。 大通りに公園があり、公園の奥に家が建っている状態でした。
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