嫁が布団に入ってからと言うより入りながらだったと思います。
「先の携帯、曽我さんからだった」 なんと、嫁から携帯の事を
話してくれました。私は、平常心んをよそって、聞きました。
「何って、連絡だったの?」
「今度の週末は時間がありますか?」って聞かれてる。
「返事はしたの?」
「まだ」
「連絡は、その事だけ?」
「ご主人は、居ますか?もう先に行かれてますよね」って、あなたの事も
聞かれてる。 確かに、嫁は退職するわけだし、その理由も曽我氏が知って
いてもおかしくは無い。 週末の金曜なら私は、居ない。
土曜なら、無理して帰ってきたら午後には帰って来れる。 私が思い描いて
いた事を、私が不在の時に実行するか?居る時に実行するか?どちらかの
選択しかありませんでした。曽我氏の言って来た日程は、金曜でした。
嫁から話を最後まで聞くと、曽我氏は土曜日には引っ越しをするらしい。
確かにな。4日(月)から転勤先に出勤なら日曜には現地にいるよな。
私も、同じ環境に直面していたので、曽我氏の状況も理解できました。
もうこんな機会は、二度とない。私は、決心しました。
「お前は、どうしたいの?」嫁の返事に少し間があき
「いつも、あなたが言っている事が本当に望んでいる事なら…」
私の質問に、嫁からは私に判断して欲しいと言わんばかりの言い方で尋ね返してきました。
私はその時、先日、嫁から聞かされた告白の事を冷静に話した。
「この前、お前が俺に言ってくれた事だが、どこまでが本当の事なのか?お前の心の中で
一度考えてくれ。 ただ、俺は改めてどこまでが本当の事なのか聞かない。 それでも
俺が、週末許可したら、それでいいか?」
「一度、考えらせて。それから曽我さんに返事を返します。返事した答えは
報告するから」そう言って、布団から出た嫁は、部屋を出てリビングに行きました。
しばらくして、嫁が戻ってきました。
「返事をしました」
「何って?」すると、嫁は私に携帯を渡しました。携帯を見ると 嫁が返した返事の
文面がありました。「遅くにすみません。 週末、大丈夫です」でした。
嫁の出した答えは、OKでした。私が、携帯を見ていると、曽我氏から返事が届きました。
「ありがとう。楽しみにしています」でした。 嫁にも読ませました。
続けて、嫁に返事をさせました。嫁から「何て返せばいい?」と相談されたので
「私も楽しみにしています」と、返事をさせました。当然かもしれませんが、曽我氏
からも返事が返ってきました。「ご主人は、大丈夫?」明らかに、私の事を気にしている
こと事態が下心がる返事だと感じました。 嫁に返事を返させようとしましたが、嫁から
「あなたが返事を返して」と頼まれました。「もう、その日は向こうに行っているので大丈夫」
と私が返事を返しました。すると「その日は、遅くなっても大丈夫だよね?」と返事がありました。
実際は、もう少し長めの文章でしたが、そこは一部簡単に省略した内容で書き込みしております。
やはり嫁に直接、返事を打たせる事にしました。私は、「大丈夫です」と打つように嫁に指示
しましたが、嫁は「たぶん大丈夫」と、※「たぶん…」という言葉を足して返事しました。
都度、曽我氏から返信が繰り返されました。そんなやり取りをしている内に自然と興奮していました。
嫁が曽我氏に返す返事の指示内容も少しずつ過激になっていました。
そんな嫁を見ていると、嫁にも変化があるように感じました。
終わりは「お互いに、いい思い出にしましょう。おやすみなさい。」と嫁の意志で返事を返し終了
しました。 曽我氏からの、思いもしない連絡。 嫁から正直に連絡があった事を言ってもらえた事。
これが無ければ、もしかしたら「願望達成」に至らなかったかもしれません。
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