間違いなく嫁自身の思いで行動していたと受け取りました。
「また連れて来たらどうなっていたと思う?」
「分からないよ。」
「今度また連れてこようか?」
「もう家に誘わなくていいよ。」
「どうして?」
「もう嫌だから。」
「そうか、それなら今日はどうして?」
「それは…。」嫁も言葉を詰まらせました。私が代弁するように言ってやりました。
「つまりドキドキしたかったんだろ?それもあんなに大胆な行動するとはな。」
「もっと早く注意してくれたらよかった。」まるで私に責任がある言い方に聞こえました。
「俺が悪いのか?俺が指示したの?気付いていて見て見ない振りをしたことは事実だがな。」
「そんな意味じゃないよ。ただ、こうなる前に止めて欲しかったって思うだけ。」
私は流れにまかせ正直な気持ちも嫁に伝えました。
「先に俺から正直な気持ちを言うから。 恵美の事を見ていてドキドキしたことは事実だし
色んな想像もしてしまったことも事実だ。だから見て見ない振りをしていた。ただ、恵美の自分の
意思でやているのかは分からなかった。けど今の話を聞いて少しは分かったと思う。俺は俺で、
そんな事を考えてしまって悪かったと反省するよ。それでも、どうしても抑えきれない気持ちになるのも
事実だ。どうしたらいいのか分からいよ。恵美の本心も聞かせてくれ。」
嫁の沈黙がしばらくありました。ようやく気持ちの整理がついたのか重い口をひらきました。
「今日の事で、こんな話にならなかったらどうなっているか分からない。だから、もう反省する。
けど、私も正直言って本当の気持ちはどうしてもドキドキする刺激を求めてしまうかもしれないから
自分で抑えることができるか自信はないよ。それと、知っている人に晒すのはヤッパリもうやめたい。
冷静に考えたら大変な事をしたんだと後悔してる。」でした。
※元投稿はこちら >>