何時ものように二人の寝床と健の寝床の準備が終わり
私がとった方法は「暑いしエアコンも付けておくだろ。襖を
開けておいたらどうだ。」気が大きくなっていたのか、やはり理性が
壊れていたのか嫁の返事や変に思われないかなどといった心配すら
していませんでした。幸い「それじゃーここを開けておくよ。」と言って
襖の真ん中をオープンしました。嫁の「少しヒンヤリして気持ちいい。」という
声がしました。見ると敷いた布団の上にうつ伏せに寝っ転がっていました。
確かに、その気持ちわかるなーと思いました。 トイレに行き少しだけその場から
離れましたが、戻ってみると寝っ転がっていた嫁はそのまま寝入っていました。
「おいおい。」と声をかけ嫁を起こしました。嫁は目を開けましたが酔いの性か
目が虚ろで、寝ている方向も逆だったので体を起こしてやりましたがフラフラでした。
結婚前に一度、酔ってしまった嫁を見たことがありましたがその時の事が思い出す
状態でした。その時は、トイレに座り込み下呂状態だったのでまだましです。
辛うじて自分で立ち上がると籠から寝る時に着るシャツを取り出しました。
私に背を向けたまま、ふら付きながら着替えを始めました。
もしかして健が居ること頭ら飛んでるのか?そんな事を考えている間に転がり込むように
布団に横たわり、「寝るね。」と一言。言ったかと思うと秒殺で寝てしまいました。
健も風呂から出た様子でした。一旦開けてあった襖を閉めました。そして、咄嗟にですが
健の寝床の布団を襖に近づけました。 椅子に座り直し待っていると健もリビングに入って
きました。「あれ、姉さんは?」「由香か。先に寝てしまったよ。俺たちも、これ飲んだら
寝るとするか。」そして、それぞれが寝床に入りました。
私は寝室に入り嫁の様子を伺いました。以前と同じように嫁の体を揺すってみましたが
寝入っていました。少し強引でしたが、襖に背中を向けた状態だったので寝返りをさせましたが
まったく起きる様子はありませんでした。 シャツの上から胸に手を当てみましたが反応も
ありませんでした。30分程は経っていたと思います。
襖の向こうで寝ている健の様子をリビングの陰から覗いてみました。
健も流石に寝ているようでした。ラッキーだったのは、健は襖の方を向いて寝ていた事でした。
寝室に戻り、閉めていた襖を静かに開けました。嫁の背中を押してみました。
少しですが、健に近づきました。それでも手の届く距離までは数十センチはありました。
時間をかけて少しずつ嫁を健に近づけました。ようやく健の手も簡単に嫁に触れる事ができる位置に
なりました。嫁に掛けていた掛布団を健の手元も隠れる程度に被せました。
私は嫁の直ぐ後ろに横になり掛けていた布団の中に手を入れ嫁の体を越え軽く健手を探りました。
健の手首を持ちゆっくりと持ち上げました。健も爆睡状態でした。一度、二人に掛けていた布団を捲り
位置の状態を確認しました。辛うじて健の指先が嫁の胸に触れている状態でした。
意を決して、もう少しだけ嫁を後ろから押してみました。思った以上に嫁の体が動き健の指先どころか
手の甲が触れる状態になりました。勢いで手の甲が曲がった健の手首を持ち上げると自然と嫁の胸に
手の平が被さるように置かれました。布団を掛け直し、暫く放置しました。私の酔いはもう無くなっていました。
それどころか喉が渇いた私は、布団を抜け出し台所で缶ビールを静かに開けタバコも1本吸いながら飲み干しました。
寝室に戻りましたが二人の体勢はそのままでした。 その日嫁が着ていたシャツは
ボタンが無く下からシャツを捲り上げる方法しかありませんでした。
ある程度までは捲り上げる事ができましたが、体の下に挟まれている部分がどうしても力を入れなければ
無理な感じでした。仕方なく私は、シャツの上から嫁の乳首を軽く指先で擦りました。
何も反応が無い嫁をいいことに力の加減も少し強くなってしまいました。
当然かもしれません。嫁がガサガサと体を動かせました。私は慌てて布団の中に後ろから入れていた手を抜き取り
寝たふりをしました。 息を殺して落ち着くのを待ちました。
※元投稿はこちら >>