カバンに入れた携帯は何度も着信が繰り返されていました。
ある程度鳴っては切れるのか、留守番電話に切り替わっていたからでした。
男も嫁の言っている事を理解したのか立ち会上がろうとしました。
私は、ホットしました。 しかし、それは一瞬だけ私が安心して時間でした。
立ち上がろうとした男に嫁が手を差し伸べました。男も嫁の手を握り立ち上がりました。
そのまま嫁も振り向き帰ろうとしましたが、握っていて手を引き寄せ嫁を抱き寄せました。
キスまでは嫁も抵抗しませんでした。顔を離し、「帰ろうね。」の「…ね。」が最後まで
聞き取れるかどうかの状態でした。男が嫁にキスを要求しました。
再び二人の唇が重なったまま抱き寄せた嫁を押し倒すように横に寝かせました。
男は両手を付いて嫁の上に覆いかぶさる状態になりました。
カナンの中ではまだ携帯の着信が繰り返されていました。
嫁はカバンから携帯を取り出し直ぐにカバンに戻しました。
切れた後、直ぐに着信が繰り返されていましたが、その着信もなくなりました。
嫁は携帯の電源を切っていました。男にもそれが伝わっていました。
それと同時に嫁がいいよと返事をしたのと同じだとも受け取れる対応でした。
今までとは違い男の行動もですが嫁の反応も激変しました。
嫁の着ていたコートを全開にしたかと思うと、剥ぎ取るように着ていた服にも手をかけ
露わになった嫁の胸にムシャ振りつきました。男が片手で自分の履いていたズボンを
降ろしているの分かりました。嫁の履いていたスカートの中にも手が入っていました。
男が上を向いて横になりました。嫁は男に手を引かれるままに自然と男の上に跨った
体勢になっていました。嫁の方手が後ろに回り直ぐの出来事でした。
履いていたスカートで隠されて分かりませんでしたが、男を受けいてていました。
それも間違いないと直ぐに分かりました。男の上に跨っていた嫁の体が上下に跳ねて
いたからです。嫁と健の事を目撃した時以上に嫁は乱れていました。
カーテンの隙間から覗き見た以上に嫁の淫らな姿が鮮明に見えてもいましたから。
激しさを増していきました。男も「もう逝きそうだ。」と言うと
「逝っていいよ。」と嫁が言いました。私はマジなのかと慌てても仕方ありませんでしたが
動揺しました。「本当にいいのか?」「今日は大丈夫。お願い逝っていいから。」
なんと嫁自身が中だしを懇願していました。それどころか「私も逝くよ。」と、私にも
言ったことのあ言葉を口に出していました。私は自分でも変だと思います。
そんな現実を目にしながら、自分で抑えきれなくなった物をシゴイテいました。
二人が逝き果てた後を追う様に私も逝ってしまいました。二人は少しの間、余韻を
味わっていました。その場から二人が立ち去り一人残った私には
虚しさだけを感じていました。
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