私は勝手ながら、ここまできて現実となろうとしている事態に思いとどまり
急いで外に出ました。直ぐに嫁に直電をしました。
呼び出しはしていますが電話にでません。 もう一度掛け直そうとした時でした
嫁から折り返しの電話がかかりました。気を落ちつかせ電話にでました。
「もしもし、もう寝てたから電話にでようと思ったら切れたから。」
「そうか。それでどうなんだ?」
「健君も遅いしって今日は帰ってもらったよ。また一度来ると思うけど。」
嫁は私にリアルな嘘をつきました。思いとどまった私の気持ちとは逆に嫁の由香は
現実にしようと前に進んでいました。私が撒いた種、今更何も言えるどころか止める言葉も
出て来ませんでした。私も嫁に嘘をついていたからでした。
嫁と健は最後までいってしまうと覚悟を決めるしかありませんでした。
私は後悔しながら裏庭に戻りました。裏庭の寝室の窓から薄い明かりが漏れているのに気付きました。
漏れてくる明かりの窓に顔を近づけました。 カーテンの隙間から中が見えました。
嫁と健が同じ布団に入っていました。嫁が携帯を持っていました。
私のズボンのポケットに入れていた携帯がブルブルと数回振動しました。
嫁からでした。「おやすみ。」この一言が送られていました。
古い社宅の薄い窓ガラスを通り二人の声が微かに聞こえました。
「本当に私でもいいの?」
「そんなこと言わないでください。」
「本当にオバサンだから。」
「オバサンじゃないです。」
「健君。触っていいよ。」被っている布団で確認できませんでしたが
次第に布団も捲れると、ハッキリと嫁の胸を触っている姿が確認できました。
二人の会話はなくなっていました。私はカーテンの隙間から見える二人をただ黙って
覗いているだけでした。外の寒さなど感じませんでした。
どちらが着ていた嫁のシャツを脱がせたとかではなく絡み合っている流れで着ている物は
何も無くなっていきました。あの日と同じように体位も入れ替わり嫁が健の上に跨っていました。
健からというよりも嫁がリードしているように私には見て取れました。
そして、現実に健を受け入れました。嫁から健を導き挿入していました。
窓越しからは嫁の背中が見えましたが、健の上に乗り激しく腰を動かしているのも嫁の方でした。
健のイチモツが抜けると嫁はそのまま顔を下に移動し上の口で咥えこんでいました。
嫁の口の中で健は逝き果てていました。 私はズボンの中に手を入れていました。
直ぐに復活した健のイチモツを嫁はまた自ら導き激しく乱れていました。
私は、その場を離れました。行く宿の事も考えないままの行動でした。
時間を空けて、嫁に電話をしてみました。 うわづった声に聞こえましたが嫁が電話にでました。
「こんな時間になったけど、帰ってこれたからもうすぐ家に着くと思う。」なぜか、そう
伝える言葉しか出て来ませんでした。
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