外はかなり寒かった。家の中に入ろうと思えば裏の勝手口がありましが
中に入っても隠れる場所までは考えてなかったし、考えた所で隠れる場所は
有りませんでした。私は寒さを我慢して外に漏れてくる二人の話声を耳をすませて
聞くkとしかできませんでした。それにしても寒さも限界に近かった私は
勝手口の鍵を開けて静かに家の中に入りました。半畳程の入り口に立ち入った先の床に
腰を降ろしました。一番い感じたのは外よりも家の中は暖かいでした。
そして次に二人の話声も外よりも聞き取れることでした。
廊下の一番奥にある部屋から声が聞こえていました。(玄関席の部屋になります。)
「こんなに遅くなってごめんね。」
「大丈夫です。遅くなっても帰るから待って居てって連絡ありましたし。」
「そうなの。それなら仕方ないか。」嫁には私が帰れなくなったと伝えたはずでした。
一度外に出て、健にも「帰れそうにない…。」と連絡を入れることにしました。
「由香には言わなくていいから。」と追伸もしました。
「そうですか。様子をみて帰りますね。姉さんには言わなくていですね。」
「そうだな。よろしくな。」健にも話がついたところで家の中に戻りました。
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