俺はその後、ごく普通の女と再婚した、というかさせられた。
離婚後半年で見合いさせられ、
「バツイチのお前のところに、こんな若いお嬢さんがお嫁に来てくれるなんて、ありがたいお話なんだから。」
と言われ、俺31歳、嫁24歳で再婚した。
可愛いわけでもなく、美人でもないが、決してブスではない嫁とは、お見合いからわずか4か月で結婚した。
どうして俺を気に入ったのかわからなかったが、是非にと言われた。
まだチビ元嫁を忘れられず、俺には嫁に対する恋愛感情が無かったから、手も握らず式を挙げ、新婚初夜を迎えた。
「どうしますか?俺とセックスしますか?」
敬語で離すよそよそしい新婚カップルだった。
「はい・・・夫婦ですからお願いします。」
「じゃあ、お風呂に入っておいで。」
「先に頂くのは・・・」
「いいから・・・」
「はい・・・」
嫁が出たら、俺も入ってベッドに戻ると、バスタオルを巻いた嫁がベッドに三つ指ついて、
「私、本当に何も知らないので、よろしくお願いします。」
「え?何も知らないって、24歳でしょ?処女なの?」
コクリと頷く嫁を見て、愛せるかも知れないと思った。
キスをしながら、嫁のバスタオルをゆっくりと外した。
白いもち肌、チビ元嫁より豊かな乳房が現れた。
それを見ながら重ねた唇を割って舌を入れたら驚かれた。
初めて乳房やオマンコを見せてもいいと思った男が俺なんだと思ったら、嬉しかった。
仰向けにして足を拡げると、オマンコはピッタリと閉じていたから、拡げてみると鮮やかなピンクで、マンビラがほとんど無かった。
舐め上げると、身体をビクッとさせ、クリを転がすとたまらず声が漏れた。
フェラを指せたら派が当たるから、色々指導した。
「勉強します・・・」
真面目の女だった。
チンポをオマンコにあてがい、ゆっくりと入れた。
行き先を阻む膜、そして弾けるような墓の感覚、
「ンッ!」
嫁にとって一生に一度の処女喪失、俺が夫である俺だという喜び、彼氏である俺じゃなく、夫である俺という今時稀有な喜びに浸った。
俺だけが知っている処女だった嫁のオマンコの感触、処女膜を突き破った感触、処女をもらった感動、処女喪失の瞬間の嫁、今でも忘れない。
再婚して15年が過ぎた。
俺のチンポを上手におしゃぶりする嫁、俺のチンポでオマンコから愛液を噴きながら仰け反ってイキまくる嫁、子供を二人産んだ嫁が今は愛しい。
可愛くも美人でもないけれど、地味なだけで整っていると思う。
もう、チビ元嫁に対する未練は無くなり、遠い日の思い出になった。
先週の土曜、中学生になった上の子の授業参観があった。
自分の子以外のクラスや、展示物などを眺めていたら、中学生とそう変わらない、ちっこいおばちゃんが本を取ろうとしても届かずにいたから、
「どれをお取りしますか?」
と言ったら・・・チビ元嫁だった。
懐かしかった。
「お前・・・元気か?」
「はい・・・再婚して、子供が中1なんです・・・」
「そうか、幸せなんだな。そうか、良かった・・・じゃあな。元気でな。それから、さようなら。」
あの時言えなかったさようならを16年越しに言った。
「さようなら・・・」
短い会話だったが、幸せでいて欲しいと願ったチビ元嫁が、幸せになっている事を知って、涙が出るほどうれしかった。
嫁には言えないけれど、未練は無くなったが、飛び元嫁は、俺にとっては大切な女なのだ。
一時、共に人生を歩んだ女だ。
これでやっと、チビ元嫁と本当のお別れができたような気がした。
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