リビングの部屋の明かりは薄暗くし嫁を横に座らせました。
私「話は戻るけど、俺と遭遇してなくって仮に誘われていたら
行ってたかもしれないんだよな?」
嫁「変な意味じゃなく行ってたかもしれないけど。」
私「その後だよ。 最初は、変な意味じゃなかったとしてもだよ。
飲んで喋っている内に気持ちがどう変わるか分からないだろ?」
嫁「その人とは大丈夫。 帰ってくるから。」
私は嫁の肩を抱き寄せました。
私「そうか。 その人とは大丈夫ってことだけど、別の人ならどうだ?
言っただろ、怒らないし嫌いにもならないって。正直に言って欲しい。」
嫁「どう話せばいいの?正直に言うけど、伝え方が分からいから誤解しないで
欲しいけど、それもいい?」
私「分かったよ。 リサなりの言い方でいいよ。思っている事が有るなら
聞かせてくれ。 それでいいよな?」
嫁「もしだけど、同僚や商品を持って来ている関係者じゃない人だけど
何かの切っ掛けで知り合いになって食事に誘われたら行くと思う。
私「行くんだね。 知り合いになったらと思う人も居るんだな?」
嫁「ごめんなさい。 あなたに言われて聞かれたから私なりに思い当たる人はと
考えただけだから。 こんな話になるまでは、そこまで意識してなかったから。」
私「けど今はどうなんだ? 少しは意識してしまっているのか?」
嫁「多分、少しは意識したかも。」
私「その人と話をしたことは無いのか?」
嫁「挨拶程度と少しの会話なら数回あるよ。」
私「どういった関係なんだ?」
嫁「職場の食事会や飲み会なんかで2次会の店に行くと見かける人。
友達と食事に行って店に行った時もかな。 けど、店に行く度に
その人が居る訳じゃないから。 ここ2年の間に数回見かける位。」
私「会話した事が有るって言ってけど、何でまた?」
嫁「その時は、友達と店に行っていたら後から来て、私たちもカウンター
に座っていたから、その時たまたま私の横に座ったから。
その人も私の顔を見掛ていた話になって。」
私「どんな話だったんだ?」
嫁「その時は、時々店で見掛ますね。って言われて、私も見掛た事あります。
内容は簡単に言えば、時々出張で来ているらしく、その際店に寄って事や
友達も一緒に話をしていたけど、既婚者で年齢は32歳って言ってた。」
私「その程度の会話だったの?」
嫁「だって私達も少しして店を出たから。その後は2度あるかな。2回目に会ったのは
会社の同僚も居たしで、店に入りボックスに座るときかな、向こうも気が付いて
目が合ったから軽く会釈しただけ。3回目は、店の中じゃないけどビルの入り口で
会った時、少し話した。 今から店に行くのですか?とか、またお店で会ったら
話しましょて言われて別れたけどね。」
私「その後は今後ってことだな。」
嫁「今後っていうか、今の話だと今後って事になるね。」
咄嗟に私は嫁を横に倒しキスをしました。 寝室ではなく薄暗いリビングで
嫁を抱き始めました。
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