男性からまた会いたいと誘われている嫁。 どんな返事を何時返すのか?
予測が経ちませんでした。 即ち私も何だかのアクションを早急に
と取る事が必要でした。 嫁に事実を突きつけるべきか?何かいい方法は
無いか? 色々と考えました。そして私が取った行動は、私が目撃した出来事を
あたかも他人から聞いた設定で嫁に問いただす方法でした。
目撃した実際の内容に少し話を盛って聞きました。
出来事があった翌日はまだ1日仕事があり仕事終わりに飲んで帰ると伝え家を出ました。
嫁を問いただす方法は浮んだものの家に帰ってどう話を切り出そうかと悩みました。
時間だけが過ぎていました。 何時もより酒の量も多く飲んでいました。
話を切り出す方法も思いつかないまま家に戻りました。
嫁は風呂から出た所でした。 長袖のシャツに短パンを履き頭にはタオルを巻いた
姿で私の居るリビングにやってきました。 嫁は普段と変わらない様子で私の前の椅子に
座りました。 「缶ビールを持って来て。」と、頼みました。
一口ゴクリと飲んだ後、計画の無いまま嫁に話しかけました。
「少し確認と言うか、聞きたい事が有るんだけど。」その時は嫁もまだ平然とした
態度で「聞きたいこと? なに?」と聞いてきました。 しかし。その態度も次に私が
問いかけた内容で一変しました。「今日だけど、飲んでたら偶然に知り合いに会ってね。
そこでだが、気になる事を聞かされたよ。」 「気になる事?」
「ああ気になる事だよ。 奥さんに似た人を見かけたって話からだった。
彼も由美の顔はあまりハッキリとは覚えていないらしく、憶測として話してたけどね。
彼も半分、面白おかしく話してくれたよ。 彼の話は、たまたま昨日の夜の事だった。
家の奥の突き当りが有るだろ。」 「うん…。」「そこの路地から彼が歩いて道を抜けようと
したらしいよ。 そしたら男と女が歩いて来たので何故だか足を止めたって。
一旦路地の陰に身を潜めたらしいんだけど、二人のカップルは目の前にあった家の敷地に
入って行ったので怖いもの見たさで垣根の隙間から覗いたらしい。
二人は仕事の話やら恋愛話を薄暗い家の裏庭でしていたんだって。
女性の方は既婚者だと分かったみたいだ。 程よくすると二人はキスをした。
彼曰く、ドキドキしながら覗いていたらしいけどね。 そしている内に予想通りだが
二人は抱き合って、外で始めたらしんだ。 最後は女性の方が男の上に向き合って跨っていたから
あれは黒だな。と言っていたよ。事も終わり敷地から出て来たときにビックリしたと、
彼から聞かされたよ。 由美さんに似ていたから、まさかと思うけど薄暗い街灯の明かりで
一瞬顔が見れたから。 ヤバイと思って、来た道を戻ったからその後は分からない。
そんな話を彼から聞かされたよ。 一応、昨夜は嫁も家に一緒に居たから
残念だけど人違いだな。とは、答えておいた。 由美、実際のところどうなんだ?
彼から聞いた話は、由美自身なのか?」 「それは…それは…どう答えればいいの?
言葉を詰まらせながらようやくでた嫁の言葉でした。
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