暫くして夫婦生活が始まりました。 平凡な日々が続いていました。
私と嫁は、叔父さんが数軒所有する家を住居として生活させてもらいました。
家賃分だけでも生活費の負担が無く助かりました。 そんな好意と叔父さんの人間性に
当初聞かされていた事などは忘れていました。 しかし、その事は直ぐに蘇る事になりました。
そして、先に話せば私自身も二重人格化と思える男になってしまいました。
結婚生活も始まり半年が経っていました。 嫁も過去の出来事は1日限りの出来事で、未遂に終わった
事も有り無かった事として忘れかけていたのだと思います。
正社員として新しい仕事に付、初めての1日出張でした。 私自身、気分はルンルンでした。
今思えば、そんな時に限って思いもよらない出来事が起こるのだと思います。
忘れようとしていた二人、いや三人の過去の出来事でした。 久しぶりに嫁も叔父さんの家を訪ねる話となり
私が出張に出かけた日は、叔父さん宅で食事をする話になりました。
私は、当日の昼に現地に付き翌日も昼間では現地での仕事でした。
当日の仕事と、現地の方と親睦的な食事と軽く飲みに行きホテルに戻り嫁に連絡をしたのは
深夜の11時だったでしょう。 嫁から折り返しの連絡が有りました。
「今、電話いいよね?」でした。 私から電話を掛けました。
何があったのか電話で話は聞きましたが、戻ってから改めて話を聞く内容でした。
出張から戻り嫁から話を聞きました。 要点は、嫁が作った食事を叔父さんが食べる。
晩酌もした。 少し覚えたお酒も叔父さんと付き合って呑んだ。
時間が経つにつれ忘れようとしていた過去の出来事に近い状態になった。
始めは、結婚生活の事の話からだったが、叔父さんから「俺は、由美の事が好きだ。」と急に
言われたらしい。 嫁は過去の事が脳裏を過ぎったとらしい。
そこで、機転を利かせて早々に家には戻った。 普通なら、この時点で何にも無くて良かったと
思うのでしょう。 私の中で、何かが弾けました。 もし…何か起こっていれば?
私の分岐点は、その時点だったと思います。 嫁に対する「寝取られ」「寝取らせ」
的な世界が芽生えていました。
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