私の計画では近くの安いホテルに素泊まりと考えていましたが
嫁とのやりとりで開き直った私は、家に戻る事にしました。
当然ですが、家には嫁が居ませんでした。 嫁からの連絡を待ちながら
飲んでいる内に寝落ちしていました。 ふと目が覚め携帯を見ると嫁から
連絡が入っていました。 着信時間は深夜3時過ぎでした。
「叔父さんが寝ている内に帰ります。話は戻ってからでいいですね。」
何故だか私は、急いで身支度をし家を一旦出ました。 家を出たのは4時を過ぎて
いました。まだ外は暗かった。 この時間からビジネスホテルともいかず
コンビニと近くの公園で時間をつぶしながら嫁からの連絡を待ちました。
「今、家に戻りました。 寝てるよね?」と、ようやく連絡が来ました。
時間は、6時前でした。 直ぐに返事を返しました。 「起きてるよ。」
「ずっと起きてたの?」 「少しは寝てたけどね。」
「朝早くにごめんね。」 「いいよ。 もう家に帰ったんだろ?」
「うん。 今、戻ったよ。」 「話は後の方がいいよな?」
「出来れば、そうして欲しい…。」 「分かった。 戻る前に連絡するよ。」
そう言って話は終わりました。 家に戻って居るという嫁の確認をするために
様子を見に家に向かいました。 家の中を覗きました。 それだけでは嫁の確認が
出来ませんでした。 忍び足で玄関先に向かい鍵を開けました。
ゆっくりと戸を開け中を覗きましたが、見るからに嫁が戻った気配がありませんでした。
もし本当に嫁が戻ってきていて遭遇してもいいと覚悟を決めて中に入りました。
数室しかない部屋には嫁が居ませんでした。 どういう事なのか?
家に戻ったという連絡は? 試に一度、連絡を入れてみました。 返事が来たのは
数十分後でした。 「つい寝てしまっていたよ。」でした。
いったいどこで寝てしまっていたんだよ!「今、電話大丈夫か?」少しして
「うん。大丈夫。」と返事が来ました。 私は恐る恐る嫁に電話を掛けました。
※元投稿はこちら >>