【それぞれの決断】
真と聖については、一応の決着は着いた。
問題はこれからである。
リビングに、希と孝司を呼んで…
「希、お前の気持ちは、解ってる…孝司、どうする気なんだ」
「どうすると言っても…希の気持ちが」
「何言ってるの孝司さん、最低だね…言葉、みつからない。離婚に決まってるでしょ、バカ」
「希、いいから…孝司よ、当然だよね。悪いけど今日は、何処かに泊まってくれ」
「もう、帰って来なくていいからね」
希は言い切り、孝司の背中を押しながら玄関から追い出した。
「希、それでいいのか」
「いいの…家族を壊す人なんて要らない、私がバカだったぁ」
「希さん、バカは私だから…ごめんなさい」
「そうよ、お母さんが一番悪いのよ」
「麻季、ごめんね、いつも、いつもお母さんが…」
「優子さん、麻季、悪いのは奴等だから、あの孝司さえいなかったらこんなことには、ならなかったの…麻季、いぃい、女はね、自分より大事な物を守りたいものがある…」
「希ちゃん、いいの…あなた、悪いのは私なの、私さえしっかりしてたら、こんな事には、ただ、信じて欲しい、体は許したけど、心は許してない、私だって…女なの」
と言って、言葉を詰まらせた。
私は優子を抱き締めて、
「優子、悪かった、仕事に託つけてお前の気持ちもわからずに…」
「いいのあなた、私と離婚して下さい。でも麻季は、娘で居て下さい」
突然の言葉に、全員戸惑いをかくせない…
どうする?何度も自分問いかけ、
「わかった、麻季、いいか、麻季はわたしの娘で、希の妹だ、そして優子は他人でも、麻季の母親だ。そして私は、希と麻季の父親だ」
麻季が12歳の時、優子が最初にしたのは、三人で風呂に入ることだった…
優子曰く、麻季はお父さんを知らないし、大人の男を見たことがないから、見せてあげて、といった。そして三人で風呂へ
いくら、麻季が子供と言っても、ちょっと窮屈である…
優子と麻季が湯船にいる時、私は体を洗った、終ると交代、その時、麻季の裸をみた。
なんの躊躇いもなく、浴槽の縁を跨ぐ、まだ、毛の生えてないマンコ、でも…プックリと腫れ上がった割れ目から見えるピンクの中味、勃起した。
優子は見ていて、麻季の前に立ち、隠すようにして、麻季の体を洗って、風呂から出した。
そのあと、何回か一緒入ったが、そのうちに、一人で入るようになった。
初潮がきて、マンコに毛が生えたと、優子から聞いた。やがて、胸も大きくなり、[大人]になったのである。
そんな成長期を見てきた私には、麻季を捨てるわけにはいかない。それが私のけつだんである…
続きは、あとで…
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