しばらくして、嫁が風呂から出て来ました。 リビングに居る
私にビックリしたように見えましたが、嫁の口からは
嫁「目が覚めちゃって」 目が覚めたから風呂に入ったとでも言う
言い訳をしていました。 私は、無言のまま嫁が落ち着くのを待ちました。
嫁も、何となくは私の態度に気付いていると思われました。
ソワソワしている嫁がいました。 私は、嫁の声を掛けました。
私「ここに座って」
嫁「はい」 少し覚悟をしていたのでしょう。素直でした。
私「どこに行っていたんだ?」 叱る口調では無く、小さな声で質問しました。
嫁「ごめんなさい」 先に謝りを入れて来ました。
既にその時、私の中では嫁には想像が出来なであろう興奮をしていました。
嫁は、私に激怒されるとしか考えていなかったはずです。 私は、優しく質問を
繰り返しました。 嫁からの説明を聞く前に私の妄想が先に頭の中を巡っていました。
嫁「知り合いと会っていました」
私「知り合い?女性?男性?正直に言えばまだ怒らないから」
嫁「男性」
私「それで? 会ってどうしたの?」
嫁「お酒をご馳走になって、カラオケに連れて行ってもらって…」
私「それから?」
嫁「それだけ」
私「初めてなのか?」
嫁「……」 沈黙でした。 嫁が話やっすい様に質問をしてやりました。
私「今、正直に話したら俺も考えてやる。後で、嘘だと分かったら…」
最後は、少し言葉を濁しました。
嫁「正直に?」
私「そう。正直に話しなさい。今なら考えてやる。初めてなのか?」
嫁「2回目です。」
私「その男の事は、まだ説明はしなくていいから、何で会っていたんだ?」
嫁「色々と相談とかしていて。」
私「相談? 何の?」
嫁「私達の事」
私「二人の事? 何で?」
嫁「初めて、外で会った時は何人か居たけど、その時につい愚痴をこぼして
しまって、そして今日はストレス発散になればと誘ってくれて」
私「二人で会ったのは、今日が初めてなんだな。それは、分かった。
それで、ストレートに聞くけど、何も無かったのか?」
嫁「何も無かったのかって…?」
私「俺の言っている意味が分かるか? 二人で会っていたんだろ。
食事とカラオケですんだのか?」
嫁「最後までは…」
私「最後までは…って、分かるように説明してごらん」
尋問している私は、変な興奮をしていました。
嫁「色々と相談していて、泣いてしまって…」
私「それで?」
嫁「優しく肩を抱いてくれて、その時の流れでキスをした」
私「キスだけ?」 私は、嫁からの告白に変な期待をしていました。
嫁「もう許して、ごめんなさい」 私は、怒る気持ちではありませんでした。
あった出来事をどうしても聞き出したかった。
私「言っただろ。今なら怒らないから正直にはなしてって。」
嫁「胸を…」
私「胸をどうしたんだ?」
嫁「胸を触られた」 私は、その時の状況を想像して興奮していました。
私は、嫁と知り合って今日に至るまで色々な妄想や投稿サイトで拝見してきた
内容が脳裏に浮かびました。 私は、嫁に命令しました。
私「立ってごらん。 先まで着ていた服を着ろ」
嫁は、黙って私の指示に従いました。 嫁の目からは、涙が出ていました。
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