転機とは、私は飲みに出かけると必ずと言っていいぐらい
深夜12時は過ぎて帰宅していました。 週末などは、翌日は
仕事も休みのため100%遅くまで飲んでいました。
その転機がおと連れた日は、途中で一緒に飲みに行っていた
連れの体調が悪くなり私も一緒に帰りました。 連れの家まで
送り届け、自宅に帰りました。 帰ると、嫁が居ませんでした。
一度、嫁に電話をしましたが電話に出ませんでした。
その時は、深く何も考えないまま先に風呂を済ませました。
風呂から出た私は、改めて嫁に電話をしました。 その時は、
嫁も電話に出ました。私「帰って来たけど、居ないから」
嫁「今、帰っている。コンビニに行っていた」 しばらくして
嫁も帰ってきました。 嫁の手には、コンビニ袋が持たれていたので
疑うことすらしませんでした。 帰って来た嫁も風呂はまだとの事で
そのまま風呂場に行きました。 手に持っていたコンビニ袋は、リビングの
テーブルに置いたままでした。 何気に袋の中を見ると、缶ジュースが1本
入っているだけでした。 ジュースを1本買うだけでコンビニ?
自動販売機ならマンションを出た直ぐの場所にあるのに? 少し不思議に
感じただけでした。 その日は、そのまま何も無く過ぎていきました。
1週間が経ち決まって私は、夜の街に出かけました。 飲んでいる時、先週の
事が、急に思い出されました。 気になり、その日も早く家に戻りました。
マンションの外から自分の部屋を見ると部屋の明かりが点いていました。
私の考え過ぎかと思いました。 そのまま家に帰ると、当然ですが嫁が居ました。
嫁の方が、「早かったのね」と、私の帰って来る時間にビックリしていました。
次の週も私は、なぜだか同じ行動をしていました。 部屋の明かりは点いていました。
その日からは、マンションまでは早く帰っても家に帰るのは少し遅くしました。
何週か同じ行動を取りました。 そして、何週目かにマンションまで帰り部屋を見ると
明かりが、点いていませんでした。 普段でも飲みに出た先から嫁には電話をする事も
あるので、普段通りに電話をしました。 電話をしましたが、電話には出ませんでした。
しばらくすると、嫁から電話が掛かってきました。
嫁「もしもし。お風呂に入っていたから出れなかった。」
私「そう。今日も遅くなるぞ」
嫁「そうなの。いつもと同じ位遅くなるの?」
普段なら時間までは、聞かない。 「先に寝てるから」とかの話はよくある。
私「多分、そうだな。そしたらね」
風呂から出たと言う話だったが、部屋の明かりは消えたままでした。
自分の住んでいるマンションの前ですが、ずっと外で立って居るのも不自然だと
思い一旦近くの公園まで移動しました。移動中コンビニでビールを数本購入しました。
公園からは少し距離がありますが、マンションの部屋の電気が付けば確認位はできる場所でした。
時々、マンションの自分たちの部屋を見ますが、明かりは消えたままです。
帰って来て1時間は経っていました。帰って来た時間も早く10時だったため、まだ11時でした。
(時間は、記憶にあるおおよその時間ですがね)
私は、決心して家に帰る事にしました。 部屋の電気は点いていませんでしたが、嫁が居たなら
いたで、普通の話です。 早く帰って来ただけの事です。
玄関のカギを開け、中に入りましたが嫁は居ませんでした。
私は、嫁にメールをしました。 「もう寝た? お休み」
何の意味もないメールです。 嫁からは返信がありませんでした。
数十分経ていたと思います。嫁からメールが来ました。
嫁「寝てた。 お休み。」それだけの返事でした。 完全に嘘を付いていました。
私は、普段は出したままの靴を下駄箱に入れ、部屋の電気を消したまま嫁の帰りを待つ事に
しました。 そんな準備をして、嫁を待つ事を決めて寝室に行きベットに腰を降ろし
ビールの間を開け飲んでいる時でした。 何も知らない嫁が帰ってきました。
靴は下駄箱の中。そして、普段帰って来たらリビングに置く鞄も寝室に持ってきています。
帰ってきた嫁は、寝室には来ないまま風呂に入りました。
完全に私が帰っている事など気付いていませんでした。嫁が、風呂に入っている
間に靴も下駄箱から出し、リビングで嫁が風呂から出てくるのを待ちました。
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