お願いして作ってもらった部屋は、6畳の一部屋です。
丁度、購入した土地の条件から家の造りとしては、地下になる
構造にできました。上り坂になっている環境のため、
通常なら真向いか真裏に隣接してしまいますが、マイホームから
見て真裏になる他人様の家は、高さ的には1階半程下の位置になります。
その高低差を利用して地下室を造りました。 業者の方には、それなりの
使用用途を説明して、コンクリートブロック造になりました。
家は、平屋建てにしました。地下に向かう階段は、寝室にする部屋から
のみ降りられる位置にしてもらいました。
地下室は、「後から棚などを置くかもしれない。なので、部屋の隅々に
柱を設置して下さい。天上にも後から何かインテリア等を吊り下げれる様に
張を入れて下さい。」とお願いしました。 工事の進行を確認しましたが、
私の興味は地下室しかありませんでした。後は、全て嫁に任せました。
地価の内装が進むにつれイメージが更に湧いてきました。
柱や天井の張も完成したころ、私のイメージもより現実に近づきました。
追加注文で、天井の張に数か所丈夫な金具を着けてもらいました。
なぜなら、嫁を吊るしている想像が出来たからです。 更に、壁の1面だけ
15㎝間隔で、金属製のパイプを横に設置してもらいました。業者の方には
「何か、後で物を引っ掛けて吊るせる事やインテリア的にもいいから」と
お願いしましたが、私の頭の中では嫁を縛り着けている事をイメージしていました。
建築工事の作業員が帰った後は、一人で地下に行き、完成後の妄想をする様に
なっていました。 家の建設中も地価の確認は、しないように嫁には言っておきました。
ただ一言「楽しみにしていてくれ」と、だけは伝えておきました。
地下に向かうイメージは、寝室に入り入口壁の右隅にあります。二人だけの秘密の部屋です。
これなら、お客様や知り合いが来ても、「この階段の下の部屋は何?」って、聞かれなくて
すみますから。 家も完成し、嫁の地下室デビューの日がきました。
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