翌朝、先に目を覚ましたのは嫁でした。嫁が起きた動きで私も目が覚めました。
目を開けると布団から出たばかりの嫁がベットに腰を掛けていました。
優しく嫁の太ももに手を当てました。
嫁「おはよう。起こした?」
私「おはよう」
嫁「昨日はごめんね。 服着たまま寝てたんだ」
私「今日子さんが一緒に帰って来たの覚えてる?」
嫁「タクシーに一緒に乗ったような気がする」 嫁の記憶は、そこまでの様でした。
私「そうそう、今日子さんリビングのソファーで寝てるよ」
嫁「本当?」
私「見てきてあげて」
ベットから立ち上がると嫁はリビングに今日子さんの様子を見に行きました。
すぐに寝室に戻ってきて
嫁「本当だ。 全然覚えてないよ」
私「だって玄関に入って、そのままベットに運んだんだから」
嫁「今日子に迷惑かけてないかな~?」
私「大丈夫だったみたいだよ。 今日子さんとも少し話をして直ぐに寝たし。
もう少し寝かせてあげれば」
嫁「そうだね」
私「ところで、昨日は楽しかった?」
嫁「あっ!ごめんなさい。怒ってない?」
私「別に怒ってないよ。」
嫁「途中から、記憶があまりないの」
私「今日子さんも居たんだから心配してないよ」
嫁「今夜は、サービスしちゃうから」
私「ありがと。」 こんな会話をして、寝室で静かに二人でコーヒーを
飲みました。 リビングで物音がしました。今日子さんが起きたみたいです。
嫁「今日子、おはよう」
今「おはよう。お泊りしちゃった」
嫁「大丈夫?」
今「頭が痛いかな。 二日酔いかも」
今「コーヒー入れるね」 リビングでは、こんな会話がされていました。
しばらくして私もリビングに行き今日子さんに「おはよう」の挨拶をした。
今日子さんの表情から、少しバツの悪そうな顔で
今「おはようごぜいます。 昨夜は、すみません」
私「大丈夫ですよ」 今日子さんも少し落ち着いた所で、帰っていきました。
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