今日子さんが、言葉を詰まらせる悩みって何だ?
今「本当に、いいですか?」 念を押される。
私「はい。どうぞ。」
今「奈津美の事なんだけど」 奈津美の事? もしかして、今日子さんは奈津美の何かを
知っているのか?
私「奈津美が、どうかしましたか?」 私が想像した事とは違う内容でした。
今「奈津美は、私の親友で何でも相談できる相手です。とてもいい子です」
私「そうですか。 ありがとうございます」
今「ですが、奈津美にも相談できないことがあります。」 何だ、奈津美の秘密を知っているとかじゃないんだ。
私「その相談というか、悩みって何ですか?」
今「この前、奈津美が酔ってしまて、家まで連れて帰ったでしょ。……」奈津美を連れて帰った時の説明を始めました。
私「あの時は、ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。」 改めて、お詫びをした。
今「その事は、別に迷惑でもないので気にしないで下さい」 それなら、今日子さんは何を言いたいのだ?
私「あの日、他に何かありました?」
今「見てしまいました。 ごめんなさい」 見てしまいました? 何を
私「どうしたんですか?もう少し具体的に話してもらってもいいでうよ」
今「あれです」小さな声でした
私「あれって、何ですか?」
今「奈津美が、そのまま寝てしまったので何か掛ける物は無いかと、ついつい勝手に寝室入ってしまいました。 ごめんなさい。」
私「別に、その事は謝らなくてもいいですよ」
今「その時、部屋に在った物を見てしまいました。」 もしかして? 今度は、私の予想が的中した。
私「何を見たのですか?」
今「大きな大人の玩具です」 声が、震えていました。 聞いている私も予想とあっていたが、頭がクラアクラした。
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