先輩の顔が、ニヤけた古舘○郎とダブってしまい、○日本○ロレスの実況が、興奮したパンチラ中継を思い出させました。
「脱いだ価格は(おいくら?)」、なるべく怒りを(顔に出すまい)と、穏やかな口調を心掛けて。
「千$ サウザントや」、「 ?? 二十萬!! 嘘や!?」、問い詰めるに至りませんでしたが、小娘の裸に対しての価格にしては、破格の手当に違い無いく想像出来ました。
今の時代なら[DV]と間違えられる程怒られても、「済んで しもうたぁ 事ゃぁねん (´`) 」と、気にする素振りも見せません。
奈恵の性格ですから、ボウリングウェアのクリーニング代と、自分の昼食代を除いて、大きく義援金を確保した様子でした。
「官能小説」の挿し絵は、かなり際どいもので、一見して奈恵を描いたと分かる物ばかりで、事実見た人にしか分かり得ない、裸の特徴も忠実に描かれていました。 色付けされれば、(浮世絵の如く見えてしまう)と思いました。
先輩の、プロの仕事に感服しました。 奈恵が徐々にに脱いで(脱がされて)行くシーンは、僕が奈恵を脱がしながら、初めて女性の下着の構造を勉強して、記憶に叩き込んだ時を思い出すばかりで、婚約したとは言え、他の男女に脱衣シーンを目の前で見せている錯覚を貰うには十分過ぎる程見事でした。
「仕事着て、」 挿し絵を見て興奮した僕は、追及しても到底全ては喋ろうとしない奈恵に、「じゃあ あ! <ウェア> 脱ぐとこ 見せて!、」
挿し絵と同じ様に、今度は婚約者の僕の前で、(ボウリングウェアの ストリップを見せなければ 不公平だ!)と迫りました。
少し考えた奈恵でしたが、(それで 僕の怒りが納まるなら)と渋々、「分かった ねん (-_-) 」、(もぅ~っ! ふざけんといて、)、本当は、そう訴えたかったのかも知りません。
「ァホらし 余んまり 騒がんといて」、(助平ぇな人にぃ 只で 見せる裸はぁ~ 持ち合わせてぇ 居りません!)、恐る恐る言い、それでも、「やっとぉ お相子やで、」、震えた僕の声を見透かして、「アホゃ (^^) 」、少し笑みを浮かべて言いました。
何だか楽しそうな奈恵でした。
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