「バイバイ ^)/~」と言われたら、(奈恵の後を付けてでも [長芋] の効果を確認してやろう)と思って、考えていた僕でしたが、その時の奈恵は、ため息を吐くばかりで、いつまで経っても、「バイバイ」とは、切り出しませんでした。
「食事でも 一緒しません?」、(どうせ 後を追うなら)と、勇気を出して誘ってみました。
「ありがとぅ!(^-^)」 OKしてくれた奈恵でしたが、「んはぁ~」と、また吐息が漏れています。 「ファミレス で いいですか?」 「あ うん!」
「行きましょう」 「あ うん!」 返事はするものの、奈恵はソワソワ落ち着かなくなっていました。 (ホント 効いて来た!?)
「店 着いたら 自己紹介しますよ」と言って歩く途中も、「んっ ハァー」 奈恵の吐息が、何回も聞こえて来ました。 (マジ 効いてる!) 確証が持てました。
(ロイヤ○ホスト)の前まで来ても、奈恵は入口近くで、立ち止まってしまいました。 「あっ? やっぱり嫌ですか?」 童貞くんに、誘うとか、誘われるとかの駆け引きは出来ませんでしたが、声を掛ける切っ掛けが出来ました。
[長芋]が効いてしまった奈恵は、痛堪れ無く成ったのでしょう。 「変ん 何んでんっ!」 急に、口にしました。
「えっ?」 「うっう 変 何ん」 「変?」
「オメコが 変 何んでんっ!」 洩らしました。 「オッ オメコ!?」
奈恵が洩らした、「オメコ」と言う言葉に、(ドッキリ)してしまいました。 普通20の女性が、人前で口走ったりしません。 滅多に聞けない、若い女性の「オメコ」発言を、奈恵の唇が奏でていました。
その理由は、一番解っているのに、(無視をする)事に決めました。
「調子悪くなった?」
「ち 違うねん!」
「風邪か何か?
「ちゃう」
「熱?」
「ち 違う 変なんねんっ!」 ( [長芋] 効果)の確証から、確信を得た僕は、凡そ童貞くんらしくない口調で、こう言い放ちました。
「(変)って? 俺が 奈恵さんのマ○コ 弄ったから?」
「・・そやねんっ」 (隠し切れなかったのか) 奈恵が、打ち明けて来ました。 少し可哀想でした。
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