「んでなぁ、」 僕の怒りが治まるのを待って、落ち着いて話し始めました。
「うちと同じシフトのなぁ」、奈恵がアルバイト募集の看板を見て入る前の、約一年前に入っていた大学生の男が居て、奈恵はその男の事を「先輩」と親しみを持って呼んで居たらしい。
話しを聞くと、僕や前彼よりも一つ上で、某軟派の(青○学○大生)だったらしく、気持ちが若いのか、(兄ぃちゃんやったなぁ)、一人暮らしをする中、「先輩」と呼んで親しんで、アルバイトでのシフトも同じ班で居たらしい。
僕が奈恵を追いかけて居た頃には卒業して辞めて、たまに、「お客さんゃね、」と、ボウリングをしに来る、社会人としては後輩のお客だったらしい。
「で?」
「ん?」
夜のそのスナック、「ステーション」と云う名の店で、同じシフトの従業員とアルバイトの男も含めて飲んでいる時、「ピンクのカーテンの部屋ゃ、」と、つい思わず「喋べったかもなぁ~」、(口にしていたかもしれない)との事だった。
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