嫁は当然ですが、その時は私も興奮しており。誰かが覗いていたも
気付くことは無かったでしょう。
逝き果てた嫁にスエットを履かせ、車まで戻りました。車に戻る間も
嫁は、まだ少し放心状態でした。 嫁よりは、私の方が判断能力もあり
その場に長居は無用だと思ったのです。 帰りも嫁に運転をしてもらわなくては
いけませんでした。嫁が、落ち着くまでしばらく待ちました。
待っている間、私はトイレにいきたくなり車に嫁を置きトイレにいきました。
用を終わらせ(小さい方)トイレから出ようとした時、大の方の扉が一か所閉まっているいるのに
気付きました。 3か所あった内の一つでした。他の扉は、内側に開いたまま。 誰かが入って居るのは
間違いありません。 女子トイレを覗く意味とは違うと思いますが、私は
下から静かに覗き込みました。 靴が見えました。 そして、その脇に紙袋と、何かが入ったレジ袋が確認できました。
直ぐに、体をお越し考えました。 「もしかして?」 もう一度、下から確認しました。
「もしかして」という気持ちで改めて見ると、確認できる靴は、履き古して汚れている。 紙袋に、レジ袋の組み合わせ。
嫁の言っている、あの男か? しかし中は見えません。 何をしているのか? 今、入ってばかりなのか?
どうなんだ? 一旦トイレから出た私は、中からその人物が出てくるのを瞬く待ちました。
以降に出てきません。 寝ているのか? 私は、静かにトイレに入りました。
微かに人の息遣いが聞こえます。 寝ているのか? 私は、 開いている大の個室に入り
恐る恐る上から、中を覗きました。 人が顔を上に向けて目を閉じているのが一瞬ですが分かりました。
寝ている。そう判断した私は、もう一度上から覗き込みました。 今度は、じっくりその人物を確認しました。
私が、見た人物は嫁から聞いて想像していた人物ではありませんでした。
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