こうなれば、もう一度公園に行ってみよう。その男を確認するまでは
私の返事を嫁に待たせよう。 今ここでの返事だけは、やめました。
私「俺は、その方をまだ見たことが無い。まずは、その方を見るまでは、返事を
待ってくれ」と伝えた。
嫁「それは、分かります。」
私「今から公園に行ってくる。帰ってきたら必ず返事をする。」
私は、公園に行く準備をした。 準備をしている時、自分が飲酒であることを思い出した。
どうすればいい? その時、嫁が言っていた事を思い出した。
「公園に行き、アルコールを飲んだ」という話だ。帰りはどうするつもりだったのか?
思い出したものの、そんな理由など聞く状態ではなかった。 この後、公園までどうやって
行くべきか。 明日にする事にしようか?
私「今日は、飲んでいるから明日にするから」と嫁に伝えると
嫁「私が、運転していいったらダメですか?」 一緒に行くというのか?
そんな事を言われたのでは、増々明日にする理由もみつからなっかった。
私「それなら奈津美は車で待っていてくれるか?」
嫁「分かりました」
お互い、準備ができ家を出た。公園に着く間、会話は無かった。公園の駐車場に着くと
数台の車だけが停まっていた。 外灯も点いており、周りは明るかった。 私は、車を降り
公園の方に向かった。 公園の中央部分は明るく照らされていたが、奥は外灯も少なく薄暗い
状態だった。 昼間見たベンチの有る場所へ行った。 誰も居ない。 周辺を見渡すが人影を
感じなかった。 公園の奥にある散歩道入口にもベンチが有ったはず、そこへ足を進めた。
入口から数メートル行った所に昼間の記憶通りベンチが有った。 しかし、昼間見た光景とは
別の光景だった。 そこのベンチには誰も居ませんでした。 更に散歩道を進みましたが、
公園の方を向いて照らしている外灯も、外灯から少し離れた散歩道の場所になると更に暗くなりました。
流石に嫁も、夜ここに来たとはいえ、ここから奥には行かないと思い来た道を戻りました。
昼間、見て歩いた場所を一通り探しましたが、誰も居ませんでした。
私は、一度嫁の待っている車に戻りました。
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