そんな忠告もしながら、嫁は2本目の缶を開けて、口にした。
私「それで、本題の話だけどいい?」
嫁「うん。一人の時は、触っているの」 この説明は、聞いてます。私もビールが無くなったので取りに行きました。
私「触っているのは、聞いたよ。どんな想像してるの?」 嫁が、缶酎ハイを口に持っていく。 缶の傾き加減を見て感じた。
既に、かなり飲んでいる。俺が、ビールを取りに行っている間に飲んだのか?
嫁「想像もするよ」 少し、ロレツがおかしくなっている。 ペース早すぎる。
私「例えば?」
嫁「例えば…。例えば、誰かに覗かれているとか。」それって、伊藤さんの事だろ。 見られていたらどうしようって心配してだろ。
もしかして、心配してる振りか? よくよく考えたら、自分でカーテンを少し開けてたんだよな。 見られていたらどうしようと言うから
そのフレーズばかりに気を取られていたが、もともと嫁がカーテンを開けて、一人で恥ずかしい事をしてたんだ。 もしっかしたら、誰かに
見られていたらという妄想は嘘では無い気がした。
私「誰を想像するの? 覗いている人は誰?」
嫁「あのー」
私「俺、以外の人?」 細かく区切って質問をした。
嫁「ごめんね」 この「ごめんね」は、そうですという意味にとれました。
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