しばらくして、嫁からメールがきた。
嫁「カーテンの話は本当なの。それと、あの日一人でやっちゃつた事も本当の話。」 なんだ、結局は告白した内容を認めただけか。
私「そんなに考えることじゃないよ。本当の話だったんだね。 嬉しいよ。」 素直に返事を返した。 この時、まさか続きの話が有るとは思ってもいませんでした。
嫁「それでね…」 何なんだ? それで…。 続きが有るのか?
私「それで、どうしたの?まだ、何かあるの?」
嫁「うん。ある。」
私「何が有ったの?」 何が、あったんだ?
嫁「あの日、話した通り事実一人でやちゃったの。」 それは、先からの説明で分かったが、何なのだ?
私「それは、分かったよ。 で、どうしたの?」
嫁「伊藤さんって方がね…」 伊藤さん? 釣り仲間の伊藤さんか?
私「伊藤さんて?」
嫁「あなたの釣り仲間で、出張に出かけて日にお魚を持って来てくれた方。」 相手は分かったが、伊藤さんがどうしたんだろうか?
私「伊藤さんが、どうかっしたの?」
嫁「翌朝起きて、お洗濯干そうと思い庭に出ようと思ったら縁側にお野菜の入った袋が置いてあったの。」 野菜の入った袋? 置いてあったのだろうけど、どうしたんだろう。
私「野菜の入った袋と伊藤さんがどうしたの?」
嫁「あなたに電話かメールが伊藤さんから入ってなかったですか?」 あの日?一応、履歴を確認してみた。
結果、伊藤さんから着信1件、メール1件が入っていた。 あの日は、寝てしまった失態もあり嫁からの着信履歴を確認し、その後の事で気にもなっていなかったと思います。
伊藤「お電話しましたが、出られないようなのでお土産を縁側に置いておきます。 今日も釣りに行ったのですが、釣れなくて産地直送の野菜を購入したので少ないですが、召し上がってください。」 確かに、メールが来ていた。 おまけに、お礼の返事も伊藤さんにしていない。
私「伊藤さんから、連絡が入っていたよ。 あの日、寝てしまった事もあって伊藤さんのメールどころじゃなかったから気付かなかった。」
嫁「連絡、あったのね」
私「けど、何で伊藤さんが置いて行ったって分かったの?」
嫁「袋にメモが入っていたよ。(今日は、釣れなかったので、産地のお野菜をおすそ分けします。食べてください。伊藤)って書いてあったよ」 確かに、私に来ていたメールもそうだった。
私「で、伊藤さんがどうしたの?」
嫁「だから…」 だから…だけでは、私も意味が理解出来ませんでした。
私「だから、どうしたの?」
嫁「あの日の事は、言ったよね。」
私「それは十分分かったよ」
嫁「私の言いたい事、分かる?」 言いたい事って何なんだ?
私「言いたい事?」
嫁「カーテン少し開けていたって事」 なって私は鈍いのか。 そう、カーテンを少し開けていたと嫁からの告白だった。
私「見られたの?」
嫁「やっと分かってくれた。」 見られたのか? 思いもよらない展開にこの時は、不安な気持ちでした。嫁は、それ以上だったでっしょう。
私「怪しい事あった?」
嫁「分からない。見られていたらどうしようか?ぐらいで、見られていたのか気付かなかったし」
私「カーテンを少し開けていたって、どれぐらい空けていたの?」
嫁「少しといっても、ほんの数センチだけ。 だって怖いもん」
私「自分で、外から見えるか確認してみた?」
嫁「してないよ」 今夜、私が確認してみる事にしました。 この行為が更に興奮の材料になるとは、この時点では考えてもいませんでした。
私「そろそろ、帰るよ。今夜、俺が確認してみるよ」
嫁「ごめんね。 気を付けて帰ってきてね」
帰宅後の話は、続けて書き込みします。
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