その夜は、静かに二人で寝ました。 翌日の日曜日もあの出来事にはお互いに触れませんでした。
新しい週が始まり、数日が過ぎました。 水曜日、昼からの仕事を始めた時、上司から仕事の話で
指示を受けたのが
上司「急で悪いが、明後日の金曜日にこの前の仕事の最終確認で○○○まで行ってくれないか。今回は、
昼から打ち合わせにで、その日で終わるから日帰りで帰って来れるから」と業務の指示をされました。
私は、またかと思いましたが、もう一度は行かなくてはいけない事は、分かっていたので急とはいえ、
仕方ない事だと思いました。 家に帰り日帰りだけど他県まで行くので、その日は
遅くなることを、嫁に報告しました。 当日、家を出て移動をしている時、ふと思い出してしまいました。
あの出張から色々な出来事があった。 あの日、出張先からあんなメールのやり取りをしなければ、状況も
変わっていたかもしれない。色々な事を考えました。 移動中、そんな思いも含め、嫁にメールを打ちました。
私「俺が、出張先からあんなメールをしたばっかりに、こんな事になってしまて…。 奈津美に恥ずかしい事を言わせようと
して、無理な質問や、ひどい事をいってしまって、ごめんな。 俺は、今の奈津美も好きだよ。」そうメールをしました。
嫁からも返事が、帰ってきました。 帰って来たのは、昼休みも終わる頃の時間でした。 私は、嫁のメールを読むだけで返事を
返す時間がありませんでした。
嫁「そんな事ないよ。あなたに言われたからじゃないよ。 メールをくれた時は、既に私の方がいけない事を
していたし、あなたに黙っていた事もあった。 たまたま、そんな時あなたからメールで、あんな事を言われて、ビックリしたけど、
私にとっては、あなたに告白できるチャンスだったと思うから。あなたのメールが無かったら、嘘をついたままの私がいたし、今の
状況だったのか分からないから。 私は、良かったと思っています。」とあった。
こちらでの仕事も終わり、改めて嫁からのメールを見て返事を返した。
私「いまでも、奈津美の気持ちは変わらない?」嫁も仕事が終わり家に帰っていたので、直ぐに返事が来た
嫁「うん。変わらないよ」
私「もし、この前みたいに公園に行ったらどうする?」
嫁「今度は、しっかりと自分の望みを叶える。 あなたも、そこまでして、私の望みを分かってくれようとしているから
今度は、私も自分で望んだ事に嘘はつきたくない。 ごめんね。」 やはり嫁は、まだ忘れきれていないようだ。 確かに、私からも
その後、話を出さなかったこともある。 久し振りに、その後の数日間の事を聞いてみた。
私「変わらないという事は、あれから後、何もなかったの」
嫁「公園で、2回だけあの方を見かけたました」
私「どうだった?」
嫁「あの日の事を思い出しました」
私「それで、一人で恥ずかしい事はしたの?」
嫁「しました。」 この様な話は、もう嫁が隠すことではないレベルだったので、
普通に返事が返ってきました。
私「あれも使ったのか?」
嫁「使いました」 やはりな。
私「どうなった?」
嫁「凄く想像をしてしまいました。 あの日の後の事を想像しました。あのまま、居たらどうなっていたか
色んな想像をしました。 あの方に汚されている私が想像できました」
私「今夜一人で公園に行っておいでといったらどうする?」
嫁「少し考えらしてください」 と返事が返ってきた。 「行きます」と返事がきたらと、
自分で、言っておいて後から思った。しばらくして、嫁から返事がきた。
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