続きです。
「◯◯さん、俺にもしてください」
従弟が妻に何を要求してるか直ぐに分かりました。妻が拒んでくれると思っていましたが
暫くするとピチャピチャと音が…。明らかに妻は従弟の要求に答えていました。
従弟は何度も呻き声をあげていましたが我慢できなくなったようでした。
妻をダイニングテーブルに横たえる音が聞こえた直後、妻と従弟が繋がったのが分かりました。
背後のテーブルからギシギシと軋む音が嫌でも耳に入ってきました。妻の声からは従弟を拒む様子は感じられませんでした。それどころか徐々に甘い声と共に、従弟と唇を合わせている様子でした。
俺にとって悪夢のような時間は、唐突に終わりました。従弟が低い声で呻いた後、二人の荒い息遣いだけが聞こえました。
従弟がどこに出したのかわかりませんが、妻がティッシュを要求してふたりで後始末を済ませてから暫く無言になった後、俺を起こそうとしました。
俺は必死に寝たフリから起き上がり、何とかいつも通りに振る舞いました。
その日はそれでお開きになりましたが、俺の頭からあの日の事が離れませんでした。
あの日以来、妻は外出が増え、二週間に一度は外泊するようになりました。叔母に聞くと実家から通勤してる従弟も同じ日に外泊していることが分かりました。
それでも妻を問い詰める勇気はありません
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