その次の日、由美子からメールが来た。
「ヤバイくらいに感じたよ。ホント~にありがと。ニット帽を深く被ってたから、最初、あなたかどうか不安になってきて怖くなっちゃった。愛撫がいつも違うようにワザとしたでしょ。怖くて入れられた時に気を失っちゃった。
でもね、起こされてからは、あなたって分かって、旦那の前でされていることに凄く興奮しちゃった。いつもより深くイッチャッタよ暖」
だった。由美子も俺と同じように狂うほど興奮したようだった。
旦那とは言うと、憔悴しきってその週は仕事に行けなかったらしい。そのことは、こっちも迷惑をした。
と言うのも、この旦那のことは前から知っている。取引先の部長で、はっきり言って嫌な奴だ。嫌味ばかり言ってくる。
由美子との出会いは、この部長を接待した二次会のクラブで会った。いつもクラブになると呼ぶ、どうやら自慢の奥さんのようだ。
由美子も最初は嫌な奴だった。旦那が俺より上の立場だからか、旦那と同じように俺にイジワルを言っては笑っている。
由美子はキツイ顔をしていて、気が強い。性欲はもっと強いが(笑)
なんとなくであるが、由美子には惹かれるものがあった。やらしい体つきなのか、時折俺を見る意味深な目つきなのか、よく分からなかったが。
由美子と初めてしたのは、いつものようにクラブに由美子を呼んだが、旦那が会社の急用で先に帰ったときだ。私を送って行きなさい という感じで、タクシーを呼ばさせ一緒に乗って行った。二人でいると無償に由美子とセックスをしたくなった。
タクシーをホテルに停めさせた。「なにここ どういうこと」と言いながらも、部屋に入るとキスをして体を求め合った。
由美子に惹かれるのが、この時分かった。由美子とは体の相性がいい。
それから5年以上関係が続いている。
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