1年程たって俺の心も落ち着きを取り戻し平穏な日々を過ごしていたある時期。
ふと気がつくと、久美のまわりにはA男以外の男性が沢山いる事が多くなってました。
俺と付き合ってた頃は女性ともよく一緒にいたし、A男と付き合いたての頃はずっとA男と二人っきりだったはずなのに。
別の日にはA男の目の前で別の男に満面の笑みで抱きつかれたり、スカートめくられたり、お尻を触られたり。
絶対おかしいと思って、久美の周りで一緒になって騒いでる奴との共通人の知り合いに話を聞いてみたんです。
「俺じゃないけどね、噂だけどさ?あの久美って娘?とりまきと毎日のように遊びまくってるらしいよ?」
「かなり淫乱って話だけど、どうなんだろね?そんな娘には全然見えないけどね?」
この知人の話では噂話レベルだったのですが、別のラインから仕入れた情報でも同じような情報が入ってきました。
どんな遊びをしていたのか気になりましたが、ショックすぎる情報が出てきても嫌だったのでそれ以上詮索はしなかったんです。
時は過ぎ卒業間際、ふと気がつくと久美はほとんど一人でいました。
ある日、一人っきりでいる彼女に衝動的に声をかけてみたくなり偶然を装い二人っきりになるようタイミングを合わせてみたんです。
「・・・あれ?久しぶりだね?元気してた?」「うん、それなりに」
無難な会話から始まりました。
「久しぶりにどう?食事でも?」
俺は思い切って食事に誘ってみました。
「うん、いいよ?食べいこっか」
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