誰かに知れたら、やられるだけやられて何もしない馬鹿と笑われるんだと思います。
妊娠までさせて何の咎めもなく、それを男がどう思っているのかも想像はつきます。
でも自分には、罰や仕返しより、誰にも知られないことのほうが大切でした。
泣き寝入りがつらいのは当然です。
でもこれ以上不幸になるほうがもっとつらい。
別れるつもりなら告訴したと思いますが、別れてはいません。
相手は共通の知人も多い顔見知りで、訴えれば、何人かには妻が受けた侮辱を知られることは避けられません。
最初のうちは間違いなくレイプの連続で、証拠もあります。
ただし同時に、あまりにも長期間拷問のように続いた脅迫に、妻が途中で折れてしまった証拠もあります。
発覚は行為中の二人の目撃でしたが、そのとき行為を求めていたのは明らかに妻の側でした。
日記のような侮辱の記録には、はじめ完全な被害者だった妻が、徐々に状況を受け入れて男に屈していく姿が残っています。
妻には一点の非もないことが明らかでも、最終的に自分から男を求めるようになった妻の姿を誰かに知られることに、自分は耐える自信がありません。
妻は、三カ月間毎日面会に来てくれていましたが、退院したら別れるつもりだったと言われました。
一緒にいられる資格をなくしたからと言われて、男に殺意を覚えました。
今もそうです。
でも、あの状況で、あれ以上妻を傷つけずにもう一度、妻を幸せにしてやるためにはこうする以外になかったと、今でもそう思っています。
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