オフ会当日。
事前打ち合わせ通り、モデル風はこまめに状況を連絡してくれた。
「絵里さんと合流しました。小さくて可愛らしい方ですね。今からわくわくしてます」
「居酒屋で盛り上がってます、絵里さんあまり飲まれないんですね、女性一人という事もあってか緊張してる感じです」
ここで一度俺からも絵里にメール連絡。
「今、出張先で上司と飲み中!そっちも盛り上がってるかな?」
すぐに絵里から返信が来ました。
「うん、盛り上がってるーみんな良い人だよ!来てよかった^^」
「そかそか、それは良かった!子供は実家に預けてきたんでしょ?俺から母親には泊まりでよろしくって連絡しておくから今日はゆっくり楽しんでおいで!」
「え!そんなそんな!終電には帰りますよ!」
「あはは、折角の機会だし、存分に楽しんでおいで!では!」
絵里の緊張も俺からのメールで少しはほぐれたようで
「多少強引な感じでしたが、ちょっと飲ませてみました、旦那さんのメールの効果もあってか緊張感も程よく取れていい感じです」
とモデル風からも喜ばしい連絡が入った。
「落ち着いたバーに移動。1人帰りましたが、絵里さんの引止めには成功、引き続きご機嫌取りながら飲ませていきます」
「さて、時間的にもそろそろ終電がなくなる頃、このまま引き止める事が出来れば!」
俺は手に汗握りながら、モデル風からの連絡を待ち続けた。
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