「また大きくなってるの?」
妻の声にハッとすると、妻は再び勃起した私の逸物に指を這わせました。1日のうちに2度も痛い程勃起したのは数年ぶりです。
「紀子がとても綺麗だったから、つい…な」
「栄一さん……目の前にいる私じゃなくて……画面の向こうで他人棒に寝取られてる私を見て………男の人って結局は幻想に生きるのね…でもいいの………」
妻は動画を巻き戻し、獣のように悶えながら橘にしがみつく自分の姿を再生すると、再び優しく私の逸物を扱いてくれました。妻の手は温かく、私はまたも簡単に果てました。
暫く二人で会話もなく、ソファーに座っていましたが、妻がキッチンへ離れ、コーヒーを入れてきてくれました。
沈黙に耐えきれなかったのかもしれません。
私も激しい感情と緊張、興奮が一度に溢れたせいもあり、急に激しい疲労感に襲われました。
妻が煎れてくれたコーヒーを無言で飲み干すと、コーヒーカップを洗いにキッチンへ戻った妻を待たず、深い眠りへと落ちてしまいました。
次の日は休日で、目が覚めたのは昼過ぎでした。
ソファーで眠ってしまった私には毛布がかけられていました。目の前のテーブルには妻の書き置きがありました。
『予約していた美容室に行ってきます』
その書き置きの隣には、また色違いのSDカードが置かれていたのです。
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