異常性癖 12
Tさんは、朝の10時頃目覚めました。遅い朝食を済ませて、歩いて帰っていきました。帰る際に、「また一緒に飲みましょう」と、私は声をかけ、妻も、「また来て下さいね。」と、手を振りました。
その夜、私は妻に、今のTさんの印象を改めて聞いてみました。「お前、昨夜はTさんと盛り上がってたけど、Tさんの事、どう思う?」妻は、「うん。凄く優しい人だと思うよ。お酒飲んだら話も面白いしね。」
私は、あえて、元々のTさんの事を妻に思い出させるように言いました。「Tさんって、あの下着ドロの犯人って事覚えてるか?」「……うん。…でもいいじゃない、そんな事。きっとあの時は淋しかっただけよ。だからあんな事を。
私はもう、なんともないよ。今のTさんが本当のTさんよ。」意外な返事でした。私はベッドの中で妻を抱き寄せ、「なあ、俺さあ、お前とTさんが抱き合ってる事を想像するとゾクゾクするんだよね。マジで。」妻は黙っていましたが、
「分かってるよ。Aちゃん。本気でそれを望んでるんでしょ?」妻のいきなりの言葉に驚いた私は、「いや、その、半分冗談で、半分マジ」本心を誤魔化しました。「ううん、Aちゃんの考えてる事分かってる。いつか言ってくる事も分かってた。」
妻の指摘に、私は返す言葉がありませんでした。さらに妻は、「Aちゃんが望むならいいよ、Tさんに抱かれても。本当にAちゃんがいいなら…」私は妻に申し訳無い思いと、この先の期待が入り混じり、妻を抱きしめて「すまない。ごめん。俺、一生浮気なんかしないから。
お前だけを愛するから。」そう言うのが精一杯でした。妻は、「うん。分かったから。Aちゃんが私の事愛してくれてるから、それを望むんでしょ?だったらそれでいいよ。それで、どんな筋書き?」「ああ、それはまだ考えてないけど。Y、ごめん。俺が変態で。」「もういいって。
Aちゃんは、確かに変態ね。そして、そんな人を愛してる私も変態ね。ふふ。」私は、私の事を愛想つかすどころか、理解するように努力してくれる妻に対して、本当に酷い男だと自分を戒め、(今ならまだ間に合う、やめようか)心で思いましたが、言葉にはしませんでした。それどころか、
翌日になると、どうやって、Tさんと妻を結びつけるかを必死で考えている自分がいました。もう私の欲望が治まる事はありませんでした。私は、Tさんと妻がセックスをするとなれば、当然隠し撮りをしますが、ベランダのガラス越しではなく、同じ空間で見てみたいと考えました。それを叶えるヒントが
私たちの寝室にありました。寝室のベッドの先に、クローゼットが有るのですが、その扉がルーバー扉になっている事に注目しました。ルーバー扉とは、通気性を良くする為に、扉の上から下まで、斜めに木の板が等間隔ではめ込まれている扉です。例えて言えば、窓用のブラインドを少しだけ開いた感じです。
木の板の傾斜角度がきついので、外からは勿論、中の様子は分かりません。部屋にあるクローゼットは、高さが190センチ、横幅が150センチ、奥行きが60センチ位あるので中に潜むには充分なのです。私は、試しに中に入って部屋の様子を確認しました。残念ながら、部屋の明かりは問題ないのですが、
部屋の中の様子を明瞭に確認するには、無理がありました。一枚、一枚の木の板の傾斜が強いので、良く見えないのです。しかも、当然の事ながら、その木の板は動きません。しかし、この扉を改造しなくては、部屋の様子を伺い知る事は叶いません。私には、家具職人の知り合いは居ませんが、工務店に勤める友人がいたので
相談してみました。夕方、妻が買い物に出かけている間に友人に自宅まで来てもらい、その扉を見てもらいました。友人は、「このルーバーを可動させたいって?そりゃあ、オーダーメイドするしか方法はないぞ。このルーバー、何枚有ると思ってる?全部で300枚はあるぞ。」友人は、話にならないって顔で笑って言いました。
確かに、その板の列は、3列あるので全てを合わせるとその位の枚数は有るでしょう。私は、「いや、全てを可動にする訳じゃなく、6枚だけでいいけど。」友人は、「6枚だけ?どの部分?」私は、私が直立した目線の板と、中腰の目線の位置の板と、ベッドの高さより少しだけ高い位置の板を頼みました。友人は、「6枚だけなら改造はできるよ。
その代わり、扉を外して会社へ持ち帰らないと無理。」と答えてくれました。私は即答で依頼しました。友人は、自分の車から工具箱を持って来て、扉を外し、車に運び込みました。友人の車が1BOXカーだったので積み込みは容易に出来ました。「これは仕事外の事だから、業務終了後に改造するから2,3日、時間が欲しいとの事でした。友人は、
「何の為かは、理由は聞かないが、夫婦喧嘩になっても俺を巻き込むなよ」そう言ってニヤっと笑って帰って行きましたが、私の考えている事など想像すら出来ないでしょう。買い物から帰って来た妻には、私から正直に話しました。話を聞いて、寝室の扉の無いクローゼットを見た妻は、「Aちゃんの執念は凄いね。」と、すでに呆れていました。
その後、約束通り、2日後の夜に友人が扉を届けに来てくれ、クローゼットに取り付けてくれました。私の頼んだ位置の板が、見事に無段階で動きます。改造した箇所の塗装も同色で綺麗にしているので、細工した事が分かりません。友人は、「Yちゃんが、見てたけど大丈夫か?」と、帰り際に言いましたが、「ああ、別に悪い事に利用する訳じゃないから」
私の返事に、不思議そうな顔をして帰りました。私は早速、クローゼットの中に入り、扉を閉めて、可動する板を手で動かし、その隙間から部屋を覗きました。1センチ開いただけで、部屋の様子が完全に分かります。大満足です。後は、Tさんとの飲みの約束を取り付けて、途中で私がその場から抜ける段取りです。私は、Tさんに電話をして予定を聞くと、Tさんは、
今週の土曜日でも大丈夫との事。待ちきれない様子でした。そして、土曜日当日の夜7時にTさんがやって来ました。両手にビールと、ワインを持ってきてます。「Tさん、ようこそ。」「いやあ、またまた、お邪魔します。」「Tさん、今日は二階の部屋で飲みましょう。先週は妻が寝てしまい二階までおぶってもらったので、今回は寝室の隣で飲みましょう。食事もその部屋に用意してますので。」
「はあ、そうですか。私は別に平気でしたよ。」Tさんは、少し残念そうでした。また妻をおぶっていくつもりだったのでしょうか。妻の服装は、マキシワンピースです。ノースリーブで、肩ヒモはキャミソールの様に細いのですが、裾が足首近くまである長めの丈です。ブラジャーはノーブラですが、ワンピースがカップインなので、ノーブラには見えません。脚をほとんど隠している服装なので、
Tさんは、期待外れだったことでしょう。しかし、ベッドインした時は、この服装の方が簡単に裸が拝めるのです。この服装は私の提案で妻に勧めました。今回の飲みの部屋には集音マイクを仕掛け、寝室にはダミーのステレオスピーカーの中にビデオカメラをセットしています。飲み始めて1時間して、私の携帯が鳴りました。「もしもし、うん、ええっ!!分かった。待ってるから来てくれ!」
「Tさん、Y、今から出かけて来る。友人のMが病院に運ばれたらしい。いまからS市まで行ってくる。」妻が、「Aちゃん、お酒飲んでるじゃない。どうやって行くの!?」「もうすぐGが迎えにくる。それに便乗する。Tさん、すみません。帰って来ますから妻と飲んでて下さい。」「いや、私、帰りましょうか?」Tさんは、気を遣ってそう言いました。「いえ、大丈夫です。妻も心細いでしょうから、すみませんが、お願いします。」
そして再び私の携帯が鳴りました。「もしもし、うん、分かった。出て待ってる。」「Y、もうすぐ着くってGから電話があったから、外で待って、来たらそのまま行って来る。着いたら電話かメールするから。Tさん、それじゃ、お願いします。」私は、その場を後にして、階下へ降り、妻も後をついて来ました。玄関のドアを開ける前に、妻に向って手を合わせました。妻も黙ってうなずきました。そして二階へと戻って行きました。
そうです。これは私の一人芝居で、携帯も、アラームをセットして鳴らし、2回とも独り言を言っていたのです。妻にはこの計画を全て話していましたので、了承済みです。あとは、Tさん次第です。私は、忍び足で階段を上がり寝室に入り、エアコンを作動させ、クローゼットの中に入り待機しました。クローゼットの中には座イスと、受信機を予め準備していました。イヤホンを挿して隣の部屋の様子を聴いてみます。「奥さんと二人きりなんて、
緊張しますよ」Tさんの声です。「そんな、さあ、Tさん飲んで下さい。この料理も食べてね。」妻の声も確認出来ました。少し時間が経つと、二人は楽しく話しながら飲んでいる様です。Tさんが、「奥さん、さあ、このワイン飲んでみて下さい。今日のは美味しいですから」妻にワインを勧めています。「ええ?私ワイン飲むと酔いが速くきますから」「いいじゃないですか。さあ、奥さんの為に選んできたんですよ」「ありがとう。それじゃ、少しだけ。」
妻がワインを飲み始めた様です。飲みすぎて私の計画を忘れなければいいのですが…。それから30分ほど経った頃、妻のテンションが上がり気味です。Tさんに甘えた感じで話しています。Tさんも凄く楽しんでいる様子です。私は妻にメールを送りました。内容は、(そろそろ頼む。)妻の声です。「あっ、Aちゃんからメールがきた。」Tさんが、「何て書いてあります?」「うん~とね、あと、2時間位で帰って来るって。」「2時間ですか。奥さん、2時間頑張って待ちましょう。」
「そうですねぇ。待ちましょうねぇ。」妻がかなり酔ってきてます。「さあ、奥さん、もっと飲んで。飲みましょう。さあ。」Tさんが、勧めています。それから20分位して、「Tさん、…私…眠くなっちゃった…。ベッドまで連れてって下さる?」「あ、ああ、いいですよ。立てますか?」「ダメ、連れてって…」「は、はい。それじゃ、私の肩に掴まって下さい。さあ、立ってください。」いよいよ二人が部屋に来ます。私は興奮して心臓の鼓動が速くなっているのがわかります。ルーバーの隙間は、
1センチで充分です。カチャ!ドアの開く音がして二人が入って来ました。「奥さん、大丈夫?」「うう~ん、ねむ~い…」妻がそう言って倒れ込む様にベッドに横たわりました。私の位置は、妻の足元です。私の位置から、妻の脚まで1・5メートル位です。妻のワンピースの肩ヒモが片方外れています。「奥さん、奥さん。」Tさんが妻に呼びかけていますが、妻が反応しません。本当に寝入ってしまった様です。これは想定外です。「奥さん、寝ちゃったの?」Tさんが再度呼びかけましたが、無反応です。
私もこの場から動く事ができません。するとTさんが、今度は妻の肩を揺すって、声をかけています。「奥さん、奥さ~ん。」無反応です。妻が完全に寝入っている事を確認したTさんは、妻のワンピースの裾を静かに捲っていきました。行動に出ました。妻の脚が出てきました。さらに捲っていきます。ピンクのパンティが見えてきました。Tさんの手が震えています。Tさんは、ひざまずき、妻の太腿を撫でています。妻は全く反応しません。ワンピースは、腰まで捲くられ、妻の下半身はパンティ姿があらわです。
Tさんは、妻の膨らんだ恥丘にパンティの上からキスをして、優しく撫でています。今度は、少し移動して、ワンピースのヒモを肩からずらし、胸元を下げてしまいました。妻の両乳房が現れました。私は異常に興奮していました。Tさんは、慎重に、妻の乳首を口に含みました。片方の手で右の乳房の弾力を確かめています。左の乳房は吸い付いたままです。15分位、乳房をもてあそび、下半身の方に移動しました。ゆっくりと両脚を左右に広げると、パンティの股の部分を指でつまんで、その隙間から陰部を確認しようとしています。
しかし、うまくいかない様で、普通に妻のパンティを脱がしにかかりました。パンティに両手が掛かり、慎重に下ろしていきました。妻の陰毛が確認できました。さらに、下ろすと、片脚だけパンティを外し、開脚しました。Tさんは、陰部に顔を近づけ、両手で陰部を広げてじっくりと見ています。妻の姿は、ワンピースは着ていますが、両乳房は露出して、下半身も陰部を開かれています。Tさんは、さらに顔を近づけました。ピチャ、ピチャ、ピチャ、ピチャ、…クンニを始めました。それは、激しいクンニではありませんが、慎重に、
丁寧に、舐めています。30分は舐めています。私は、(早く挿入してくれ!こっちが我慢できない!)それほど興奮してカウパー液がかなり出ている状態です。Tさんは、飽きる事なくクンニを続けています。しかし、その時、思いもしない事態が起きました。クンニをしている最中に、「あ~んん、Aちゃん…Aちゃん…」妻が寝言で私の名前を呼んだのです。これに驚いたのはTさんです。クンニを止めて、固まってしまいました。少し経って、枕もとのティッシュボックスを手に取ると、ティッシュをサササッと取り出し、ズボンからペニスを出して、なんと妻の
陰部を見ながら自分でしごきだしたのです。ペニスは勃起していましたが、サイズは私より小さいと思いました。2~3分程で「ううっ」声を殺してティッシュに射精してしまいました。それから慌てて、妻のパンティ、ワンピースを元通りに整えて、部屋を出て行きました。私は、受信機のイヤホンを付けると、隣の部屋からテレビの音が聴こえてきました。もはや、Tさんは、妻を抱く事は無いと悟りました。恐らく、妻の寝言にビビッて、セックスまですると妻が目覚めると思ったのでしょう。今後、これ以上の期待は、Tさんには望めないと思いました。
それから、しばらくして、私は部屋を抜け出し、階下へ降りて、わざと玄関のドアの音を大きく閉めて、再び二階に上がりTさんの待つ部屋に入りました。「Tさん、すみませんでした。お待たせしました。」「いいえ、お友達は大丈夫でしたか?」「はい。それが、急性アル中で、点滴治療しています。人騒がせですよ。あれ?妻は?」「はあ、いや、そ、それがですね、酔われたみたいでお休みになりましたよ。」「ええ!?そうなんですか。それじゃ、Tさん一人で。すみません。」「いいえ、テレビを観てましたので大丈夫ですよ。」「そうですか、それじゃ、飲み直しますか。
「いや、それが、なんだか私も飲みすぎたのか、少し調子が悪くて、すみませんが今日は帰って寝ようと思ってるんです」Tさんが、気まずいのか、帰りたがっている様子がよく分かります。私は、「Tさん、一人にしてたんで、怒ってるんじゃないですか?」わざと聞いてみました。「とんでもない。また誘って下さい。今日のところは帰ります。」焦って立ち上がり、帰り支度をしています。私はそれ以上は言いませんでした。はっきりした事は、Tさんは、妻を抱く度胸が無いという事です。しかし、眠っている妻を辱めた事は、かなり興奮しました。翌朝、目覚めた妻は、やはり何も
覚えていなくて、「Aちゃん、残念でした。Tさんは、紳士でした。何もしなかったよ。Aちゃん一人で空回りしたね。」私は妻に本当の事を言いませんでした。もう、Tさんに妻を抱かせる事は無いだろうし、そうなれば、近所という事もあって、妻も本当の事を知らない方がいいでしょう。誠に身勝手な理由ですが。しかし、欲望は、達成されていません。妻の陰部に突き立つペニスを生で見る事。妻が昇天するのを同じ空間で見届ける事。改めて父が妻を抱く場面を至近距離で見るしか、この欲望は叶えられないと思いました。
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