私もテルさんも、飲みすぎないように気をつけていました。また、妻も飲めない体質なので、それほど飲まなかったし、ほろ酔い程度のはずでした。
私は結構酔った振りをして、「あ~なんか眠くなってきたよ。ちょっと風呂入るわ…2人でやってて」と言い、脱衣場へ入りました。
そして、ワザと音を立ててガチャガチャとドアの鍵を締めます。それから風呂場のドアも音を立てて開けると、ザバーっと音を立ててまたドアを締めました…でも私は、風呂場ではなく、脱衣場のドアのそばに座り、息を殺して聞き耳を立て始めました。
これは、テルさんとの打ち合わせどおりでした。テルさんの声が聞こえてきます。
この時には妻もテルさんも名前で呼び合っていました。
「あいつ昔から結構酒弱いんだよね」「うん、そうかもね」「みほちゃんもあまり飲まないんだ?」「うん、そんな飲まないよ…いつもは飲まないし」「へえ…今日は俺がいるから特別なんだね」「うん、そうだね」
少し沈黙…そして…
テルさんがいきなり言いました。「ね…みほちゃんの手握っていい?」「えっ?…」
妻がいきなりの予想外の言葉に戸惑った声を上げました。
私は息を殺しながら、「いよいよだ…」と思うと、股間が熱くなり、体がむずがゆい感じになりました…
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