若者の衰えを知らない性欲。
何より襲いたのは、それまでは気付かなかった妻の性欲で有った。
私とでは見せた事のなかった痴態と卑猥な淫語を口走り乱れる妻。
年齢的には無いと分かっていても…妻の口から、妊娠しても構わない…妊娠させて、貴方の赤ちゃんが欲しい。
と言う言葉を叫んだ時には私も流石に驚いた。
あまりの快感に最後の方には布団に崩れ落ち意識が朦朧とする中で若者は後ろから突き続ける。
やがて狂乱の時も終わりに近づき、若者は少し名残り惜しそうにも帰り仕度を始める。
意識が飛んだ妻は、それでも時折、肉体をピクピクと痙攣させている。
若者が部屋を出て暫くすると、妻は余韻が覚めたのか?目を覚ます。
部屋には私達だけと分かり、急に羞恥心が湧いたのか逃げるように部屋の浴室に消える。
すっかり身仕度を整えた妻は、消え入りそうな様子で乱れた布団とシーツを整えた。
異常な興奮から解き放たれた私は襲い来る疲労感で布団に倒れ込む。
縮こまるように座る妻を手招きする。
ごめんなさい…。
呟くように謝る妻。
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