本当に遅くなりました。
まだ読んでくれる方いますか?
しばらく誰も映していなかったビデオカメラに再び人影が現れ、撮影が始まる。
バスタオルを外し、二人ともあっという間に全裸に。
抱き合い、キスをし布団で重なる二人。丁寧な向井さんの愛撫に甘い声を上げ、広い背中に手を回す妻。
やがて、体を回転させて妻が上になると、「向井さんって、本当にタフなんですね。お風呂でも出したのに、もうこんなになってる」
と、愛撫のお返しをするように、勃起した向井さんの肉棒を手で優しく握りながら、
ポツッとある乳首に、向井さんにされたように舌で舐め、指で転がし刺激する。
「私、本当にどうしちゃったんだろう・・主人にもこんな事頼まれた時しか・・
しかもほんの数える程しかしてないのに・・向井さんを満足させたいって本気で思ってます」
「はぁぁ・・奥さん、とても気持ちいいですよ。それにその気持ちが嬉しいです」
妻は向井さんの乳首から徐々に下へとキスをしながら下りていき、やがて肉棒に到着。
亀頭にもキスをすると根元を握りながら舌を這わせて咥えていく。
情熱的に、向井さんを上目遣いで見つめ唾を溜めてジュルジュルとやらしい音を立てる。
「はぁっ、はぁぁ・・奥さん。さっきよりも上手で、気持ちいいですよ」
たっぷり唾をつけては舐め、おもむろに立ち上がるとそのまま肉棒を固定させ跨り、
自分の中へと入れていきました。
「あぁぁぁん・・入っちゃう」
「お、奥さん・・凄いですよ・・」
腰を沈めきると身体を向井さんに預けるように前へと倒れ、キスをする・・
「はぁはぁ・・向井さん・・こんな事・・主人にしても喜んでもらえると思いますか?」
「ふふっ・・やっぱり奥さんは博之くんを愛してるんですね。えぇ、こんな風にされたら
博之くんじゃなくても興奮しますよ。こんなに気持ちよくさせてくれたお礼に・・」
と、妻の上半身を起こさせ、「奥さん、円を描くように腰を動かして下さい」
「えっ?こう・・ですか?」
大きく円を描くように、時計回りに腰を動かす妻。
「うぅっ・・そう・・できればもっと早く・・」
「んっ!こう・・ですか?」
ヌッチャッ・・ヌッチャッ・・と卑猥な音が大きくなり、
「あぁぁん!なんかこれ・・凄いですぅ」
「はぁっ・・はぁっ・・奥さん、私も・・気持ちいいですよ・・これを博之くんにしてあげれば・・必ず喜びますよ」
「あん・・あんっ・・はいぃ・・向井さんっ!私・・もういっちゃいそうです・・」
「わ、私も・・ですよ・・最後に一緒にいきましょう」
向井さんは下から激しく腰を突き上げ、胸を揉みし抱きもう二度と抱くことのない
若くて胸の大きい、前から抱きたいと思っていた俺の妻の体を自分の記憶に留めて置こうと強く抱きしめ、そして・・重なる「いくぅぅぅっ」の声とともに一緒に果てました。
ぐったりした妻は離れるのも億劫なのか、そのまま倒れこむように向井さんの胸に、
それを優しく抱擁するように抱き締め、繋がったまま髪や背中を優しく撫で、
「今日は本当にありがとう。おかげでいい思い出になりました。是非、博之くんと
楽しいセックスライフを過ごして下さい。まだ若いのに回数が少ないのは勿体ないですよ」
向井さんは妻の温もりを感じながらずっと髪を撫でてくれてたそうです。
10分程休憩し、「さぁ、もうこんな時間です。博之くんが心配してるでしょう。
長い時間引きとめて悪かったね。私はもう充分満足しました。本当に、本当にありがとう」
最後に頬に優しくキスをされた妻は、ゆっくりと向井さんから離れ、
流れてきた精液をティッシュで拭きとると、畳んであった下着、ワンピースを着ていく。
向井さんはラフなジーンズとカッターシャツを着ていく。
「奥さん。何度言っても足りないくらい・・今日は本当にありがとう」
「いえ・・私の方こそ、なんだか生まれ変わった気がします」
お互い見つめ合い、しばらく唇を重ねる二人。
「さぁ、1時前です。急いで帰りましょう」
来た時と同じく、向井さんは紳士的に助手席のドアを開け、エスコートし、
運転席に座るとエンジンをかけて、ゆっくり走りだしました。
もう二人の間に緊張はなく、「たまには二人でうちに食事でもしに来て下さい。
妻も喜ぶと思います。あっ、もちろんエッチは抜きでね」
冗談で笑わす向井さんに少しだけ惹かれ、もし今度生まれ変わったら、
向井さんみたいな人でもいいかな。なんて思ったそうです。
遂に家に到着し、別れの時間。
「もし、博之くんが怒っていたら連絡をして下さい。私が代わりに誤ります。
こんなに奥さんをお預かりするつもりはなかったですから」
そう言って、携帯の電話番号とメールアドレスを交換しました。
妻がドアを開けて、玄関に入っていくまで見送ると向井さんは自宅へと向かいました。
つづく。
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