木曜日。
寝不足気味の身体を起こし、リビングに行くといつも通り妻が朝食を準備していた。
「おはよう」
「あ、おはよう。博くん」
まずは妻が居た事に安心し、顔を洗いに行った。向かい合って朝食をともにし
昨日の返事を待ってみたが、その話には触れずに出勤時間に。
「じゃあ、いってくるね」
「はい。いってらっしゃい」俺を見送ったあと、家事をひと段落させると、ソファに座りコーヒーを飲みながら一度は外しかけた左手の薬指の指輪を眺めていた。
「本当にこれでよかったのかな?」愛のあるセックスとそうでない激しいセックス。その両方を味わい、一度は離婚を決意したものの俺の愛。そして自分の愛を確かめ思いとどまったものの、新たに提案された夫婦交換。
他人には到底打ち明けられない悩みを抱えていました。
「また、向井さんと・・」そう考えただけで秘部が熱くなりジュンと愛液が溢れパンティを濡らす。
「私と向井さんがエッチして・・その目の前で博くんと奥さんがエッチする・・博くんのをあの奥さんが舐めたり、中に入れたり・・私はそれを見ながら向井さんに・・そしてそれを見る博くん・・」
その場面を想像し、自然に手は胸を揉みさらには濡れたパンティの上からクリを撫でる妻。
「アンッ。いや・・。あっ。ダメダメ。もう私ったら何してるの?もう、どうしよう」
無意識に自慰に耽りかけたもののすぐに我に返った妻はやらしい頭をどこかへやろうと、
干していた洗濯物を取り込み無理矢理忘れようとしました。
そして、「なんだか楽しそうだし、とりあえず一度くらいいいか」
と、結論を出したそうです。
一方、俺は昼休みになり向井さんに昨日の事をメールで報告しました。
「まだ返事はもらってませんが、一応夫婦交換の話はしました。今夜聞いて渋っているようならもう少し説得してみます」
すぐに「わかりました。いい返事がくるのを私も家内も楽しみにしてるよ」
もうすでに向井さんの奥さんも準備はできているようでした。
あとは妻の返事次第で生で妻が乱れる姿を見ることができ、なおかつあの奥さんを抱くことができる。
今までにない興奮を抱え、仕事もいつも以上に張り切り妻のいい返事を期待しつつ
帰宅しました。
先に風呂を済ませたあと、朝食時と同じように向かい合って食事をしていると
「ねぇ、例の話だけど」
「んっ?あ、考えてくれたのか?」
身を乗り出して聞きたい返事を、なんとか平静を装って落ち着いた声で聞きました。
「うん。いっぱい考えたよ。夫婦交換をしたあと、二人はどうなるか・・とかもね」
元々嫉妬深い妻は交際中や新婚当初は、俺の浮気の心配ばかりしていました。
結婚生活も年を重ね、お互いの信頼も深まっていき、いつしか「俺は浮気しない人」
そして俺も「妻は俺以外の男に興味のない女」が二人の間に根付いていました。
そんな時に訪れた夫婦交換の話。浮気ではないものの、俺以外の肉棒を受け入れた妻。
そして俺の肉棒が妻以外の中に。二人の信頼関係が壊れないか・・そこまで考えたそうです。
「ねぇ、私たち、大丈夫だよね?こんな事で壊れないよね?」
妻は俺が向井さんの奥さんを抱いて比べられ、やがて捨てられはしないか。それを心配していたようです。
「俺達は壊れないよ。俺は恭子を愛してる。ただ、常識では考えられない刺激を味わえるチャンスだと思ったんだ。浮気はバレれば夫婦間に亀裂が入る。離婚にも繋がり兼ねない。
でも、俺達夫婦と向井さん夫婦は同意の上でこの刺激を共有できるんだ。体験してみないか?」
平静を装うとしていたものの、結局妻を説得する為に必死に話してました。
「ふふっ、博くんがそこまで言うなら・・いいよ。でも、博くんと向井さんの奥さんがキスしたりしてるの見ると、妬いちゃうな」
その時の妻の顔はとても可愛く見えました。
「嫉妬しながら、恭子は向井さんとキスするんだぜ?それを見て俺も嫉妬するんだ」
「ふふっ、なんか博くん嬉しそう・・私もなんだか楽しみになってきたかな」
こうして乗り気になった妻と今夜もベッドで抱き合い、いつもより激しいセックスを楽しみながら、明日早速向井さんに報告しようと思いました。
つづく。
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