【2004 3/24】
純也、健司、お父さん達のわがままを理解してくれてありがとう。 「何で?」と一言でも聞かれたら、答えられそうになかった。 そしてごめん。 もう一緒に住めない。 どうかお父さんの居ないところでも、頑張ってくれ。・お父さんも、たまに会いに行くから、
(今まで、途中で切れた日記など無かったのに・・体調が悪く寝込んでしまったのか? 最近[胃が痛い]とも書いて無いのに?)
【2004 3/25】
昨日泣いていたら、目が見えなくなった。
(だ、大丈夫か?) 死んだ父でも、日記の中ならいくらでも甦って心配できた。
また泣くと何も見えなくなりそうだ。 純也、健司、悦子と元気でやって、
父の日記が途中で終わる日が続いた。
【2004 3/26】
明日、会いに、行く、純也、健司
( !? ) 父は、一度も私達に会いには来ていない。
【2004 3/27】
何から書いてよいのか!? いろいろ有り過ぎだ! なのに、俺にとって好ましい事は何一つ無い!
とりあえず順番にだ。
純也と健司に会う筈だったのに・・・俺は何て馬鹿な事を・・・これも何もかも全部あいつ(岡田)のせいだ! 悦子の家に着く前に、携帯が鳴った。
「純也と健司は公園で待っているから、家にはいない、」
悦子からの久しぶりのメールに、喜び勇んで公園に行くと、純也と健司は何処にも居ない。
(騙しやがったな!会わせる約束は守れよな!養育費もちゃんと振り込んでるんだから!)
怒りを隠しながら悦子に電話した。 (たぶん出ねえな!)と思ってたら、意外とあっさり出やがる。
「何処にも居ないが、何処か場所違いかぁ!?」
悦子 「あっ、」
俺 「あっ、じゃねぇよ! どうなってんだ!?」
悦子 「代わるわ」
俺 「何言ってんだ!」
悦子の携帯 「俺だ、、今からなら、俺のカミサンを抱かせてやる!」
俺 「! なっ! どういうつもりだ!」 聞き覚えの有る声(岡田)だった。 (暫く聞く事が無く、平和だと思っていたのに)
岡田 「何ビビってんだ。 息子に会うついでに、俺のカミサンを抱きに来たんだろうが?」 確かにそうだが、それには順番ってもんがある。 子どもがまず優先だ。
俺 「・・・」
岡田 「図星か、相変わらず、可哀想なやつだな! でな、カミサンがお前に話しが有るってよ!」
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