続きです。
遅くなりました。
兼子さんからしたら美味しい話だと思ったに違いありません。
夫がその妻を抱いていいと言っているのですから。
しかし、酔った勢いで「○○さん(私)がOKなら、俺本気で美代ちゃん行っちゃいますよ!」と宣言した兼子さんでしたが、実際にはかなり慎重に考えているようでした。
なんせ同じマンションです。妻同士は仲がいいくらいの知り合いです。
兼子さんも自分の奥さんにはバレたくないようでした。
すると、兼子さんは私に提案してきました。
久しぶりにお互いの家族同士で「家飲み」をしないかと。我が家と兼子家は以前、お互いの家を訪ねあって飲み会的な感じで交流していたことがありました。それを今度やろうというのです。
兼子さんが言うには、お酒の好きな兼子さんの奥さんが最近酔って寝るようになった。多分、今度も寝るので、そうなったら、○○さんも寝た振りをしてくれないか?2人きりで話す機会がほしい、ということでした。
私は即答で了解しました。
家に帰ってから妻に伝え、数日後、兼子家で「家飲み」をすることになりました。
楽しい飲み会でした。子供たちは酔っ払った大人に構わず子供部屋で遊んでいます。
私の妻は普段ほとんどアルコールを飲まないのですが、その日は久しぶりに酎ハイなんかを飲んで楽しそうにしていました。
9時過ぎに、兼子さんの予想通り、兼子さんの奥さんがうつらうつら居眠りを始めました。
ちなみに兼子さんの奥さんは東尾理子に似た、私の妻よりもスラッと背の高い美人タイプです。
兼子さんは奥さんが寝てしまうと、自分と奥さんの夫婦生活について、下ネタを交えながら面白おかしくしゃべり始めました。
自分は女の人のお尻が好きで、奥さんのお尻が気に入り、奥さんもバックが好きだから結婚を決めた。
奥さんにフェラをさせた翌日、子供を叱り飛ばす奥さんの前歯に陰毛が挟まっていた。
そんな感じです。
私の妻は結婚してから、というより、子供が生まれてからセックスに消極的になり、私が下ネタを振ってもまったく相手にしませんでした。しかし、兼子さんの下ネタには酔っていることもあり、私と一緒になって笑っています。
やがて、私は兼子さんとのお約束通り、目をつぶって寝た振りをしました。兼子さんの奥さんはすでに爆睡状態です。
リビングに2人になった兼子さんと妻はお互いの子供の話から、若かりし頃の話をし始めました。
いい感じの会話でした。
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