和室に移動した親友のTと妻の香代の2人のやり取りを私は必死で聞き取ろうとしていました。
T『早く脱いで』
Tは妻の香代に上着のトレーナーを脱ぐように『命令』しています。
聞き取れないほどの声でしたが香代が何かTに話しかけていました。
おそらく場所の変更を申し出ていたんだと思います。
T『早くせなほんまにハルが起きてまうかもやで?いいの?』
しばらくもぞもぞと動く音がしてからまた2人が口づけをしているであろうピチャピチャと言う音と荒い2人の鼻息が聞こえてきました。
私は再び心臓が高鳴り始め、音だけを頼りに状況を想像していました。
寝返りをうって体勢を変えて直接見たかったのですが、その時すぐに動けば怪しまれる恐れもあり、和室のふすまを閉める音はしてなかったので、もう少し我慢すれば私にも見れるチャンスがあると思い見たい衝動をなんとか抑えていました。
2人がどんな状況かわからず、相変わらず香代の甘い吐息とTの激しい息づかいと香代とTの肌と肌が触れる音と何かを舐めているような淫靡な音だけが響いていました。
突然ひときわ大きな香代の喘ぎ声が聞こえ、続いてTの声がしました。
T『香代ちゃんすごい濡れてるやん!自分でもわかる?』
ついに香代のマ〇コが私以外の他人のTに触られたんだと思いました。
結婚して10数年、自分以外の男に触られることはなかった妻の局部。
私自身の妄想の中では何度となく他人に弄ばれていじられ倒していた香代のマ〇コでしたが、実際にそれが現実になると悔しさや後悔のほうが興奮よりも大きかったかもしれません。
T『香代はいっつもこんなに濡れるん?』
先ほどから微妙な違和感を感じていましたが、Tが妻のことを『香代』と呼び捨てしていることに気付きました。
香代はもうTの質問に答えるのも困難なほどの喘ぎ声をあげていました。
T『ハルにされてもこんなにやらしく濡らしてるん?』
しつこくTが聞いていました。
喘ぎ声の合間、合間に『ご主人様』の質問に必死で香代が答えていました。
香代『……わからん…自分で…どんだけ濡れてる………か…なんか…わからん……』
T『自分の指で確認してみたら?』
私は香代に拒否して欲しいと願いましたが、
『すごいビチャビチャになってる……』
と言う聞き慣れた声に胸が痛みました。
思えば、あの何時間は妻の香代に期待しては、裏切られ、また期待しては、裏切られの連続でした。
そして、裏切られることも期待していた自分がいたのも事実でした。
T『香代。気持ちいい?』
香代『……すごい…気持ちいい……』
T『どこが気持ちいい?』
香代『……中…が気持ちいい…』
T『どこの中?』
香代『……いじわる…』
T『ちゃんとゆって。どこの中が気持ちいいの?』
香代『……オ〇コの……中が…気持ちいい…』
T『誰のオ〇コ?』
香代『…香代の…オ〇コです…』
親友のTも妻の香代も興奮してきたのか、徐々に声を抑える様子もなくなってきていました。
クチュクチュとTが香代の性器をいじっているであろう微かな音と一緒に2人の卑猥な会話が聞こえました。
私は我慢ができなくなり、2人に気づかれないようにゆっくりと慎重に体をズラして何とかTと香代が見える可能性のある体勢になりました。
ここで私が起きていることがバレれば、その後3人でどんな状況になるか想像もできませんでしたし、きっと何かしらの修羅場になるリスクは大きかったのですが、それでも自分の目でTと香代の状況を見たい衝動のほうが遥かに大きいものでした。
恐る恐る薄目を開くと、小さな電気をつけた和室の隅で後ろからTに抱っこされた形で上半身を露わにして両方の胸を揉まれながら自分でズボンの中に手を入れている香代の姿が見えました。
Tにいじられていると思っていた私は香代本人が自分の性器を触っていたことにも驚き、思わず声が出そうになりましたが、必死でこらえました。
薄暗い闇の中で元から色白の香代の肌が一層白く浮かび上がっていて、その胸は黒いTの腕で隠されていました。
正直体中から力が抜け、一瞬吐きそうにもなりました。
T『香代は普段はオナニーするん?』
香代『…たまに…するけど…』
血の気が引き、体の震えを止めるのに必死でした。
夫婦のセックスで香代にオナニーを強要したこともありますが、香代が普段から自己処理をしていたことは私の知らない事実でした。
T『これからオナニーする時は俺のこと想像しながらオ〇コいじってよ。』
小さくクチュクチュという音は途切れることなく続いていました。
香代『……もぅ…いじわる…』
荒い息づかいと喘ぎ声の合間に香代が答えていました。
T『返事は?』
香代『……うん…わかった…』
すぐにでも絶頂を迎えそうな勢いで香代はTとこの先に繋がる『約束』をしていました。
私は香代の全てを支配しようとしているTに今更ながら怒りすら感じました。
香代の吐く甘い息の間隔が短くなり、ズボンの中に入っている香代の手が激しく動き始め、私は香代が逝くんだとわかりました。
私も我慢できなくなり、自分のズボンの中に手を入れ愚息を握りしめました。
2人に気付かれるかもと思っていた私の心配は完全に2人だけの世界に入っているTと香代を見て虚しいくらい杞憂だったと思いました。
私の存在などそこにないようでした。
私の愚息はおびただしい量の我慢汁で濡れ、先ほど引いた体中の血がここに集まってきたのかと思うほどに硬く勃起していました。
激しく動かさなくても、触れただけで射精してしまいそうな感覚でした。
徐々に大きくなる香代の喘ぎ声に心配したのかTが後ろから自分の口で香代の口をふさぎました。
香代は振り向くような体勢でTの顔を引き寄せ、自らで最高潮を迎えるべく右手を激しく動かしていました。
一瞬香代の体が硬直するのと同時に
『ん、ん、んん…』
と切ない香代の声がしました。
長い夫婦生活の間で何度となく聞いた妻の逝った時の声です。
私はTに必死ですがりつく香代の背中を見ながら、心の中で香代の名前を何回も叫び、大量の精子を下着の中に出してしまいました。
T『旦那の前で旦那の友達にオナニー見られながら逝ったん?香代ってどれだけ淫乱なん?』
笑いを含んだような声でTが言いました。
私も香代も息を整えるのに必死でした。
Tはどこまでも香代に罪悪感や羞恥心を与えて、自分は征服感や優越感を味わいたかったのだと思います。
香代『……やめて…恥ずかしいから…いじわるゆわんとって…』
絶頂の余韻を引きずりながら荒い息を整えつつ答える香代の口にTの指が入れられました。
香代は当たり前のようにTの指を愛撫しました。
たっぷりと香代の唾液で濡れたTの指はそのまま香代の下半身に移動していきました。
T『恥ずかしいって言いながらこんなに濡れてるやん?』
先ほどの音とは比べものにならないくらいの大きさのグチョグチョという音でTが遠慮なく香代の中をかき回しているのがわかりました。
T『クリトリスも感じる?中が熱くなってるで?』
香代はTの呼びかけには答えずにひたすらTの指の動きにあわせて喘ぎ声をあげていました。
私はまるで知らない人のセックスを覗いている気分でした。
当たり前ですが、友人のTも妻の香代も普段は私には絶対に見せない姿をさらけ出しています。
自分の精子で汚れた手に握られていた私の愚息もいつのまにかまた硬く硬く勃起していました。
Tの足で大きく股を開かされて体が上下するくらいの勢いで指を動かされていた香代は
『あかん……逝く…Tくん…逝ってまう…』
と夢中で声をあげていました。
もし私が本当に寝ていたら、その声で目覚めてしまうかもしれないくらいの声でした。
T『まだ逝ったらあかんで!香代もっと我慢して!』
Tも同様にテンションをあげて腕の動きを早めていました。
数メートルしか離れていない2人がとても遠くにいるような感じがしました。
※元投稿はこちら >>