私は妻の下着を盗んで、それをネタに妻の香代に理不尽な要求をつきつける友人のTに対して、そこまでするのか?や常識や良心はないのか?などと思っていましたが、
常識などの話を持ち出すのであれば、夫婦の営みに個人の欲望を満たす為だけにTを誘った私のほうも常識がないと言われればそれまでですし、
何より過程は違ってきましたが結果として、Tを3Pに誘った時点でTが妻に挿入することを暗に了解や期待をしていたことも事実でした。
言い方を変えれば私はTに香代を差し出したことになり、今まで何度もあった『拒否』のタイミングを自分の意志で逃していた私が今更何も言えない立場であることを改めて自覚していました。
これからTが香代に対してすることは何があっても全て受け入れようと思い、ただTが香代の了承も得ずに無理やりレイプまがいのことを始めた時は何があっても止めようとだけ決めていました。
自分の都合の言いように理由をつけて開き直ってしまうと不安や後悔よりも興奮のほうが大きくなり、AVやネットの動画を見るのと同じように純粋に今から香代がTにどうされるのかだけが楽しみになってしまいました。
香代『……絶対約束してよ……』
香代が念を押すようにTに確認してそれをTは了承していましたが、今までの状況も考えて、それだけで終わるはずがないことは同じ男としてわかっていましたし、Tの性格からも一度弱みを見せたらそこにつけこんで攻めることも容易に予想できました。
それでも男性に対してあまり免疫のない香代はTの言葉を信用したのか、一刻も早く愛液で汚れた自分の下着を取り戻したかったのかTの要求に応える覚悟をしたようでした。
一瞬服がこすれるような音がして、すぐに元に戻した感じがしました。
香代『これでいいやろ?早く返して!』
T『そんな一瞬じゃよく見えへん。もっとじっくり見せて。
香代ちゃん寝る時はノーブラなん?それとも香代ちゃんも何か期待してブラしてなかったん?』
香代『違う!いっつも寝る時はブラしてないもん。
…ってか、ほんまに胸は恥ずかしいねんて。お願いやから許して…』
香代の声が少し涙声になりかけているのがわかり、私は胸が締め付けられる思いになってしまいました。
T『もっとゆっくり服めくって俺がいいって言うまでおろしたらあかんで?
早く返して欲しいねやろ?じゃあ、言うとおりにして。』
TにSっ気があるのは長い付き合いで知っていましたが、まさかそれが自分の妻に向けられるとは想像もしていませんでした。
いつまでもウジウジと必死で弁明して戸惑っている香代に痺れをきらしたのか、Tが今までよりも少し強い口調で言いました。
T『香代ちゃん!服、めくって!』
しばらく香代の荒い息づかいだけが静まり返った部屋に響いていました。
私は状況が見えない上に、自分の鼻息と心臓の音が2人に聞こえてしまわないか心配でたまりませんでした。
香代『……もう充分やろ………Tくんお願い………』
香代はすでに自分で胸を露わにしていたようで、それをTが無言で見ていたようです。
自分の妻が自ら服をめくって他人に胸を見せている。
私はその状況をどうしても自分の目で確かめたかったのですが、このタイミングで不自然な寝返りをうつ訳にもいかず、2人に気付かれないようにゆっくり薄目を開けてみましたがもちろん天井しか見えませんでした。
T『香代ちゃん乳首立ってない?見られて感じてるん?もしかしてさっきのこと思い出して立ってるん?』
香代『……寒いから立ってるだけやもん……もうええやろ?おろすで?』
T『まだ!俺がいいって言うまではおろしたらあかん約束やろ?
乳首噛まれて感じるってことは香代ちゃんってMよな?』
香代『……Mがどんなんかわからんもん………ハルにはMって言われたことあるけど自分ではわからん……』
香代が胸をさらけだしたままそんな会話をしているのかと思うと私の想像力はフル回転して2人の姿をイメージしていました。
その時の3人の位置関係は和室に繋がる廊下側に私が横になり反対側にTがいて、台所に近い場所に香代がいるという形でコタツを囲んでいました。
香代の正面にテレビがあり、もしかしたら画面に2人の姿が反射しているかもと思いついた私はゆっくりと首だけを動かしてテレビ画面を確認してみました。
電源が入っていない真っ黒な液晶画面に赤いトレーナーを首の辺りまで引き上げいる香代とそれを凝視しているTの姿が映っていました。
はっきりとした詳細は見えず全体に薄いモザイクがかかっているような状態でしたが、今まで音声だけしか聞こえてなかった私にとっては充分すぎる程の映像でした。
T『俺に命令されて胸出してる時点で充分Mやで?』
Tの香代への『お願い』はいつの間にか『命令』になっていたようです。
香代『……だってTくんがこうせな返してくれへんて言うからやんか………』
画面越しにも香代が肩で息をしているのがわかりました。
T『さっきは乳首噛まれて今は俺に恥ずかしい胸見られて乳首まで立てて多分香代ちゃん濡れてるやろ?』
香代『…………濡れてない………』
T『直接確認していい?』
香代『あかん!約束が違うやん!胸見せたら返してくれるってゆったやろ!もう充分やん!』
香代はTの返事も聞かずにトレーナーをおろして胸を隠してしまいました。
T『香代ちゃんはさっき子供のことやハルとのことで最後までは拒否したやろ?
じゃあ、もしそんなこと一切関係なく、一人の女としてはどうやった?
俺としたかった?』
香代『………したくない…。いいから下着返して……。』
香代がTが握っている自分の下着に手を伸ばして奪いとろうとしていました。
私はTにとっては最後の切り札になる香代の染み付きの下着は簡単には返さないだろうと思っていましたが、予想に反してTは香代の手を掴むとあっさりと香代に下着を返してしました。
そしてそのまま香代の腕を引っ張り自分のほうに引き寄せると無理やり香代の唇を奪いました。
3Pが始まる前に同じことをTは香代にしていましたが、その時私は当事者としてそこに加わっていました。
でも今は完全に部外者で、Tから香代を離すこともできずに黙って液晶画面に移る2人を見ているだけでした。
すぐそばで行われている2人の行為やくぐもった声で交わされるやり取りをぼんやりとした画面を通して見ることで、まるで壊れたテレビでAVを見ているような心境になり、どこか現実感がないまま完全に目を凝らしてテレビ画面に注目して、息もできないくらいの興奮を感じていました。
すぐに香代はTの体をはねのけて奪い返した下着を下のほうに隠したようでした。
香代『やめて!ほんまに無理やから!あんまりしよったらハルも起きるで?』
T『しよ。』
香代『無理!もう寝るから!』
T『香代ちゃん。しよ。』
画面には映っていませんでしたが、Tは香代の腕を掴んだままのようでした。
香代『……無理やって…。……お願いやから、わかって……。』
私はこれ以上こんなことが続いたらTが無理やり香代を襲うんじゃないかとハラハラしていました。
しかしTは苛立った様子も見せずに優しく言いきかせるように香代に話しかけました。
T『香代ちゃん。この先もしかしたらハルの要望でこんなことするかもしれへんやろ?
でも香代ちゃんは無理って言い続けてたらそれこそ夫婦の間に溝ができてしまうんじゃない?
香代ちゃんの自分がどうなるかわからんって気持ちもわかるけど、どっちにしても一回経験してみな答なんかわからへんやん?
見ず知らずの男と経験して香代ちゃんがハルや相手ともめるくらいなら俺で試してみてよ。
そのほうがハルの為にもなると思うで?』
自分のみの欲望じゃなくて私の為になるからと言う言葉に少なからず香代の気持ちは揺らいだと思います。
T『3人だけの秘密が2人だけの秘密になるだけやん?
俺は約束通りパンツも返したし、もう強制でもなんでもないで?
だから、香代ちゃんも今だけでいいから自分の気持ちに正直になってみて。』
香代『………でも……』
先ほどまでの完全な否定をしていない様子で、香代が迷っていることがわかりました。
私はなぜか心の中で無意識にTを応援していました。
T『香代ちゃん。そ~言えばさっき俺がいいって言ってないのに服さげたよな?俺は約束守ったのに、香代ちゃんは約束守ってくれへんの?』
香代『……Tくん…。』
冷静に考えればそもそも悪いのは香代の下着を盗んだTであって、そんなTとの約束を香代が律儀に守る必要もなく、Tが言っていることは屁理屈や理不尽以外の何ものでもありませんでした。
それでもその時、その場の空気を確実に支配していたのは他ならぬその理不尽なTだったのも事実でした。
T『服、めくって胸見せて。』
香代は下をむいたまま身動きせずに掴まれている腕を見ているようでした。
その間、香代が何を考えてどんな結論に達したかはわかりませんが、次の瞬間香代はゆっくりと自分のトレーナーをめくり始め、先ほどと同じように首の辺りまで引き上げて、自らTに胸をさらけ出しました。
先ほどと違うのは今回はTに下着を取られている訳ではなく、香代が自分の意志でTの『命令』に従ったことでした。
その瞬間、香代は私が知っている妻でも母でもなく一人の女になったんだと思い、何かに心臓を直接握られたような息苦しさだけが鮮明に記憶に残っています。
長年願っていた寝取られの実現に、喜びからなのか後悔なのからかはわかりませんが私は涙がこぼれそうになってしまい、奥歯を噛み締めて必死で胸の痛みに耐えていました。
そんな状況にTは満足したのか、まるで香代にご褒美をあげるように激しいディープキスをし始めました。
ピチャピチャと2人の舌の絡まる音だけが響き、その間も香代はTの『命令』を忠実に守ってトレーナーは上げたままでした。
私はキスに夢中になっている2人に気付かれないように一瞬だけ直接2人に目を向けました。
ぼんやりとした画面ではなく肉眼で見た2人の姿はあまりにも生々しくて、それが夢やAVではなく紛れもない現実だと思い知るには充分過ぎるほど強烈な衝撃があり、また胸が締め付けられてしまいました。
Tが香代から口を離す気配を感じ、私は慌てて元の体制に戻り、また画面越しに2人を見ていました。
Tが囁くように香代に言います。
T『おっぱいどうして欲しい?』
香代は完全にスイッチが入っているのか、荒い息のまま何の躊躇もなく
『噛んで欲しい…』
と答えていました。
T『香代のやらしい乳首噛んで下さいってお願いしてみて』
香代『……香代のやらしい乳首噛んで下さい……』
オウム返しにつぶやいた香代はそれだけで感じている様でした。
ここに至る経緯も含めてですが、私はTのSっぷりにはある意味感心していました。
今まで夫婦間でも目隠しや手首を縛ったりなどのプチSMプレイはありましたが、正直いつも生活を共にしている妻や旦那に対してはお互いどこかで照れが出てしまい、私は完全にSになりきることはできませんでした。
きっとそれは香代も同じだったと思います。
しかし、Tは何の照れも遠慮もなく香代をイジメ始め、そして香代もTにいじめられることを心底楽しんでいるように思ってしまいました。
焦らすようにTの頭が香代の耳元から首筋、とゆっくりと下に移動していき、香代の胸の部分で止まると
『ッン!』
と言う喘ぎ声を押し殺した香代の吐息が漏れました。
Tにやらしい乳首を噛まれたんだと思います。
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