その時は返信はなかった。
仕事が終わって家に帰ってからも、そのモヤモヤが解けない。
夜一緒に寝ていて、他の男に中出しされているのを考えると気になり、嫁に、しようと言ってみた。
「奈々〜今日もしようか」
「昨日疲れちゃって、ごめんね」
以前も、疲れてるとか、こんな感じだから段々としなくなっていった。
本当は他の男としまくって疲れてるんだろ?と言いたかったが我慢して寝た。
鈴さんから次の日曜日、ウチの子供達を連れて遊びに行くから2人で話し合ってみたら?と言われた。話すって…
日曜日、本当に鈴さんが子供を連れて家に来た。
「すず〜どうしたの?」
「子供が一緒に遊びたいって言うから連れてっていい?」
嫁は知らなかったようだ。子供達は喜んで一緒に出かけた。
2人きりになると意外と話すことがなかった。
嫁は掃除と洗濯をしてた。
「干すの手伝うよ」
「いいよ、終わったら買い物に行きましょ」
私はその間に用意を済ませる。
嫁が身支度をしてる時にふと洗濯物を見ると、子供達のパンツの影に、赤の紐のようなものが干してあったので、見てみると一応Tバックだった。ほとんどワレメに食い込んでしまうようなパンツだった。
いつはいたんだ?昨日?夜はいたから昼間か?
私はイライラした。
わざと嫁が気づくよう見えるように、洗濯物の向きを変えた。
嫁が身支度を終え、戻って来る。
「菜々子ちょっといいか」
機嫌よく返事をして座る。
「あれって何?洗濯物」
「あれ?あれって?」
「赤いのはパンツか?あんなんはいてるの?」
「あれね、すずからもらったんだよ」
「川辺さんからもらった?はいたから洗濯したんでしょ?」
「はいてないよ、下着は新品でも洗うから」
「下着?あれが?」
「下着でしょ」
「下着ね…それでいつ使うの?他の男にでもい見せるとか?笑」
ついついイラついでに言ってしまった。
「まさか〜笑 あなたによ」
「いつはくってさ?笑」
「その時がきたら」
「そうなんだ、他にももらったの?」
「他にも〜?何枚かあるかなぁ」
「今は?」
「今?今って、今はいてるパンツ?」
「そうだよ」
応えようが難しかったのか、返事しなかった。
「じゃあ、もらったの見せてよ」
「わかった…」
一緒に寝室に行き、タンスからパンツを取り出す。
「これだけ?」
「うん。もらったのはこれ」
黒に白に紺…あとは洗った赤か。
「あとはないの?」
「ないよ…」
私は下着の入った引き出しを取り出し、ひっくり返した。
「ち、ちょっとやめてよー」
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