「ティッシュあります?」
「持ってないよ」
「どうしよう…」
これならあると、タオルを渡す。汗がついていたが、何もなかったので彩さんはタオルで拭いた。
「それ、置いていこう」
「ですよね…見つかったら怒られるけど」
そうして、彩さんはパンツを上に上げた。
排出されたモノはタオルで一応隠された。
「お腹大丈夫?」
「はい…このことは…」
「誰にも言わないから大丈夫だよ」
それから大丈夫とのことで、彩さんは家に帰った。私は仕事に遅れたが、いいもの見せてもらったので良い日だった。
次の日の朝、いつも通り彩さんは来た。
照れながら昨日のお礼を言われた。
「昨日、お仕事間に合いましたか?」
「なんとか間に合いましたよ」
「お休みはいつですか?日曜日ですか?」
「休みは土日祝かな」
「今度お礼したいです」
「わざわざいいよ」
そうして、その日の会話は終わった。
また次の日も、次の日も、そして土曜日。
「今日休みですよね?このあと予定ありますか?」
「いや、何も」
「今から家に来ませんか?」
特に用もなかったので、彩さんの家に行くことにした。
つづく
※元投稿はこちら >>