私はシャワーを浴び、時間になったので、食器を持って石井さんのところに行きました。
「はーい。今作ってるから待ってね」
玄関の戸を開けたまま待ってると
「見られるから中に入って」
そう言われ、中にはいることになりました。
玄関には男物の靴がありました。
旦那の靴?今日はいないのかな?そう思いながら部屋の中に入りました。
(部屋の作りは一緒なんですね。僕の部屋より綺麗です)
「間取り一緒なんだね」
(バレンタインありがとうございます。もらえると思ってなかったんで嬉しかったです)
「もう出来るからテーブルのところに座ってて」
私は持って帰るものだと思っていたら、食べてけってことかなと思い、食卓テーブルの椅子に座る。
石井さんは、ショートパンツ?短パンにキャミ姿でした。誰に似てるかというと、二階堂ふみかな。
私は作ってる後ろ姿、部屋もお洒落に飾っていて綺麗好きなんだと思いました。
「お待たせ、出来たわ」
石井さんが前に座ると、普段より化粧が濃いめでキャミから大きい胸ではないのに谷間が見えたりと、目のやり場に困りました。
「いただきます。今日は和食よ」
(いただきます…)
焼鮭にほうれん草の胡麻あえ豆腐、しじみ味噌汁。
「ビール飲む?」
(少しなら)
食べながらマンションのこと、近所の話をしました。
(旦那さんは?)
「いないよ、単身赴任ってやつ」
いないのにわざわざ作り過ぎたとか、内心びっくりしました。
「古林さんは?彼女と別れたんでしょ?」
(は、はい。どうしてわかったんですか?)
「引越し屋さんが来てたから、わかるわよ」
(なるほど!あの時、帰ったら荷物なくて笑)
「そうなの?昼逃げ?笑」
(ですね笑)
そんな話をしながら食べ終わり、石井さんはお茶をいれてくれました。
そして私の肩を揉み
「けっこうこってるわねぇ」
(事務職だとこってしまいますね。)
「そこに横になって、マッサージしてあげるから」
(いや、大丈夫ですよ)
「いいから、いいから」
私は言われるまま横になる。
石井さんは私の腰に股がり、首、肩を揉んだり押したりしてくれました。
「気持ちいい?」
(はい。)
私は気持ちいい?と聞かれ、石井さんが肩を揉む時に、腰を入れる度に、腰を振ってるようで段々と勃ってしまいました。
「痛い?」
(いや、大丈夫です)
「じゃあ、次仰向けになって、正面ね」
(あ、はい)
私は勃ってしまったので、なるべく考えないように考えないようにと思っても、納めることは出来ませんでした。
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