綾子の動揺ぶりが手に取るように分かり、隠しカメラの事を伝えるまでも無く堕ちそうだったのであえて隠しカメラ映像の事は言わなかった。
こちらの仕込みだとバレないに越した事はないからだ。
私はジワジワと詰め寄った。
私「正直に言ってくれたら何でもない事だったのに、店長ってそういう人だったんですか?」
綾子「違う違う!確かに拾ったけど、どうしていいか分からなくて自分で保管していただけなの、、、」
私「それは言い訳ですよ。今日スタッフの誰にも報告してないですよね?後から何を言っても意味ないですよ?」
綾子「ごめんなさい、、、明日にでもすぐに返すから許して、、、誰にも言わないで」
私「お金に関していつもキチッとしている店長が何かやってるんですか。窃盗になるんですよ!?
イ◯ンにも報告しないといけないし、警察にも。そうしたらご家族はどうなります?旦那さんやお子さん達は。お子さんの学校まで知れる事になったらイジメに合うかもしれませんよ。」
綾子は私の言葉に身体を震わせながら
綾子「お願い!誰にも言わないで!お願いします、、、お願いしますぅうぅ、、、」
と泣き出してしまう。
私はそんな綾子を落ち着かせようと私の車に乗せた。
私「僕としても出来ればおおごとにしたくないし、店長には今まで通り店長として居て欲しいので、この事は二人だけの秘密にしておきましょう」
綾子「、、、本当?許してくれるの?誰にも言わない?」
綾子は俯きひっく、ひっくと涙で濡らした頬を拭いながらゆっくりとこちらを向く。
私「その代わりと言っては何だけど、付き合ってほしい」
綾子「、、、えっ?付き合うってどういうこと?」
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