その後も自宅での逢瀬を重ね、綾子の卑猥な写真や動画は増えていった。
それから暫くして新しいアルバイトスタッフが入店した。
彼の名は斉藤(仮名)39歳独身。
販売歴は長く色々なショップを転々としてきたらしい。この業界には多いタイプだ。
斉藤は気さくな男で周囲ともすぐに打ち解けていた。
ある時彼と売場で雑談していると、女性のタイプについて語り出した。
昔は女は若いに越したことはないと思っていたが最近は同世代や熟女の方がいいらしい。
理由としては四十路過ぎの女は一通り経験済みで包容力もあり、結婚を迫られるような煩わしさがないとの事。
身勝手な話だが同意である。
私は好みの女は見つかったか聞いてみると
斉藤「このフロアには2〜3人いますね!後腐れ無さそうでタイプの女が」
イ◯ンでは年に何度か懇親会のようなものがあり、飲みながらテナント同士で交流を図る機会がある。
そこでお近づきになろうという魂胆らしい。
斉藤は続けて
「ところでウチの店長もイイ感じですよね!50は超えてるでしょうから年齢相応に肉付きはいいけど顔が女優のあれ、誰だっけ?」
私「あぁ、吉瀬美智子でしょ。お客さんからも良く言われてるよ」
斉藤「そうそれ!結構似てますよね。あんな奥さんだったら毎日ヤリますよ〜笑」
売場にお客さんがいないのをよそに下ネタまで言い始めた。
私も同調して相槌を打っていると、綾子の家族構成を聞いてきた。
「なんで?店長の家族構成知ってどうするんだ?」
「いや、まぁなんとなくですよ。さすがに店長には手ぇ出せませんしね」
私は優越感や嫉妬心など複雑な心境を抱えながらも、寝取られ欲求からか綾子の事を少し話し出した。
「店長は旦那さんとは上手くいってないみたいだね。お嬢さん二人いるけどもう手が掛からないみたいだな。韓流ドラマが好きらしくナントカっていう俳優が好きらしいよ」
当たり障りの無い話だったが斉藤は食いついた。
「詳しいですね!よく話すんですか?オレも時間あったら色々聞いてみますよ!」
斉藤は綾子への興味を深めたようだ。
その後綾子からは、斉藤がいままでよりも積極的にコミュニケーション取ってくれて嬉しいと聞いた。
斉藤は着実に距離を縮めているようだ。
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