続き⑨
ちょうどそのタイミングでデザートと中国茶が運ばれてきて会話が一時的に止まったが、紫乃さんがお茶を飲みながら「このあとバーでも行かない?」と誘われたが、まだ早い時間だったのでOKした。
紫乃さんは中華街周辺に詳しいのか次はどこに行くと決めていたようで、中華料理店を出るとすっと腕を組んできて歩き始めたが、しばらく歩いているうちに中華街っぽくないエリアになり、一軒の小洒落たバーに入った。
バーには他の客はいなくカウンターの一番奥の隅っこに並んで座ったが、紫乃さんは俺の左隣に座るとずっと手を握ったままだった。
紫乃さんは俺の左手を少し強めに握りながら「ねぇコーチ、さっきの話なんだけど、ダメかな」と言った。
俺はわざと「またまた、からかってるんじゃないですか?俺、本気にしちゃいますよ」と言うと「だから本気にしてよ」と言って手を握る力を強めた。
そして「気が変わらないうちに出ましょう」と言って一杯飲んだだけで席を立った。
バーを出て「どこ行くんですか?」と聞いたが、紫乃さんは何も答えずに腕を組んで歩き始めた。
少し歩いて角を曲がった路地はラブホ街だったんで「本気?」と聞くと紫乃さんは俺の腕を強くつかんで黙って頷いた。
そして「ここ夫と来たことある、きれいだったからここにしよう」と言って一軒の豪華っぽいラブホに入った。
部屋に入ると抱きつかれていきなりのディープキス、イヤベロベロチューって感じの激しいキスをされた。
キスを交わしながら器用な手つきで俺のシャツのボタンを外して脱がせると、唇を離して下着、ズボン、トランクスと素早く脱がしたあと、自分も全裸になった。
全裸になった紫乃さんを見ると、4人の中では一番官能的な体をしていた。
良い体をしてるということはジムにいた時からわかってはいたが、ウェアを脱いだらここまでエロナイスなボディーだということは分からなかった。
紫乃さんは俺の手を引っ張ってベッドに仰向けにさせて上に乗ってきた。
舌が絡み合い唾が行き来するような濃厚なディープキスを交わしたあと、紫乃さんが俺の首から下に舌を這わし始めたんで「シャワーしましょうよ」と言うと、「気になるの?」と言ってベッドの脇のテーブルの上に置いてあったトートバッグからボディーシート?を数枚出して俺のチンポと玉を拭いて「これで大丈夫」と言って舐め始めた。
一応ジムを出る時にシャワーできれいにしてきたが、それでも数時間たっていたから汗や尿の匂いが心配だったが、紫乃さんはシートで吹くだけで気にならないようだった。
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