姐さんはご主人である親分さんが懲役に行ってる間、男性との浮気は(親分の面子を潰す行為のため)絶対に出来ないけど、女性との行為はある程度大目に見てもらえるそうです(この辺の感覚は理解出来ないのですが)
姐さんは自分のシマ(縄張り)内にアダルトグッズの製造会社があると知り、特別オーダーでその疑似ペニスの性具を作らせたのだそうです
既製品はどうしても気に入らず、ペニスに見立てた突起は特注のシリコンにカーボンの芯を入れた物で大きさや角度まで細かく指定して試作を繰り返した物だったとか
この時姐さんが取り出した物がそれで、初めて他人に使うのが私相手だったのです
もちろん私はその時までそんな物を見るのも使われるのも初めてでした
高校の時に卒業まで寵愛を受けた奥さんが私に使ったラブグッズはウーマナイザーでしたし、絶対器具や性具の類を使わないビアンの女性もいるのです
私自身はのちに社会人になった時にそれを使う方とまた出会ってしまうのですが…
姐さんが取り出したワインレッドの性具はあまりグロテスクには見えない物でしたが、私はそれを使われるのには抵抗がありました
「そんな物を使わないといけないんですか?」と身を固くして抗議する私を優しく抱きしめて姐さんは再び愛し始めました
美しい姐さんのしっとりした肉体と身体から立ち上るシナモンのような香りに私はたちまち籠絡されてしまいます
まだ会って数時間なのに私は姐さんに夢中でした
「あんたは何て可愛いんだろうね」と私の耳元で囁く声はややハスキーで、まるで宝塚の男役のスターのそれのように心に響き、それだけで私の身体から力が抜けてしまうのでした
再び組み伏せられ、身体中にまんべんなくキスをされ、力が抜けてしまった私の脚が広げられ、姐さんの腰に付いた疑似ペニスの先端が私のあそこに当てられました
「ひとみ、入れていいでしょ?あんたと繋がりたいんだよ」
まるで男性が口説くように姐さんは私に迫ります
「でも、そんなもの…私怖いです」
と私
「これの反対側はあたしのおまんこに入ってるの。だからひとみが身体を動かしたらあたしもひとみに犯されるんだよ」
「そう…なんですね…」
「痛かったらやめるから、ね、入れさせて」
姐さんに口説かれ、私は目を伏せて頷きます
姐さんは私のあそこの入り口を丹念に先端でマッサージするように愛撫しました
かつて高校時代に地元で奥さんに性具で悪戯された時の背徳感が蘇って私を支配します
姐さんは私にキスしながら、あそこに浅く抜き差しして、性具の刺激を慣らすようにしてくれます
ヌチャヌチャという卑猥な音で私の裸が恥ずかしさでピンクに染まり、姐さんは「綺麗だよ」と囁いてくれました
そして私の内部が充分潤ったと判断すると、姐さんは「入れるよ、ひとみ、ひとつになろう」と腰を入れ、姐さんの腰に付けた疑似ペニスはジワジワと私を貫いていきます
異様な感覚に私は「あ、姐さん、待って、変な感じなの…」と思わず口にしますが
「待たないよ」と姐さんは疑似ペニスを全部私の中に入れてしまいました
「あたしたち、これで結ばれたよ」
勝ち誇ったように私を見下ろして言う姐さん
「今日会ったばかりなのにこんな事までして、いいんでしょうか…」
もう何度も快感を貪ったのに、さらに初めてのおぞましい感触に戸惑った私は不安げに言いました
「私たち、地獄に落ちちゃうかも…」
そうまで言う私に
「いいよ、一緒に地獄まで落ちよう」惚れ惚れするような美しい笑顔で言う姐さん
この日の夜は長く、私にとって永遠といっていいほど続き
このあと、さらに私は狂わせられる事になるのです
(続きます)
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