(続きです)
どれくらい時間が経過したのでしょうか
何度ご夫婦が交代したのかも覚えていないくらい私は犯し尽くされていました
私は正常位でも犯され、体位を変えてバックでも犯されました
犯されてながらも私の身体中はご夫婦のキスマークの跡が刻まれ、それは私の身体が全て汚されているという印でした
犯しながらご夫婦は「きれいだ」「若い」「可愛い」と私を賛美し続け、これが朦朧とした私の脳内に虚しく響いて、私は情けなさで泣きそうになりました
突然ご主人が
「もう我慢できん、いくよ、いいね」
と叫び、腰を激しく振りはじめ、付き入れる動作も激しさを増していきます
中で出されるんだ、と初めて分かり、私は焦りを覚えました
「待って!中はやめて下さい、お願いです!」
私は叫ぶのですが、上から舞さんが私の上半身を抑えつけながら乳首を舐めていて、抵抗は完全に封じられていました
ご主人は私の腰をしっかりと捕まえ、夢中で腰を振っています
「中は!中はやめて下さい!あああっ!」
私は必死に叫ぶのですが
「大丈夫、出しても妊娠はしない!」
私を犯す行為に夢中のご主人には通じません
「違うの!中なんてダメです!出さないで!」
「今さら何を!奥に出されないなんて子供のセックスだ、大人の女にしてやるから」
息を荒くしてご主人が腰をさらに早めます
「中だけは!許して!お願いよお!あああっ!」
「ダメだ!出るぞ!」
「出さないで!」
「イクッ!出すぞ!」
ご主人が吠えてギクギクと痙攣し、私の膣内の奥に熱い何かが出されました
生まれて初めて中に射精されてしまったのです
子宮の奥まで熱い精液を放出されてしまったような感触におぼろげながら私の背筋が凍りついたのを覚えています
好きでもないご主人からドクドクと出された精液で私の膣内はいっぱいでした
私の乳首が舞さんに甘噛みされ、私は朦朧とした意識を一瞬取り戻しました
「これでひとみは私達の女になったね、これからも仲良くしようね」
舞さんは笑い、ご主人も
「これが大人のセックスだよ、ひさびさに若いピチピチの身体を堪能したよ」
と悪びれずに私に微笑みかけます
しかしもう私は醒めていました
倒錯した快感は存分に味わいましたが、それ以上に自分の愚かしさが恥ずかしかったのです
泥沼のような性の関係にとてつもない疲労も覚えていました
私はお二人との関係を終わりにしようと決め、もう何度連絡があってもお店にもご自宅にも行きませんでした
社会人一年目の苦く甘美な体験はこうして終わりました
(おわり)
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